輸入盤CDと国内盤CDの違いは?高く売れる輸入盤CDの特徴・タイトルについても解説
これからCDを売ろうとしている方の中には、
「輸入盤のCDは国内で売ることができるの?」
「買取を断られてしまうことはない?」
など、輸入盤CDの買取に不安を感じている方も少なくないかと思います。
国内で生産されている国内盤CDと同じく、輸入盤CDも国内の買取業者で買取ってもらうことが可能ですが、輸入盤CDの買取査定は難しいため、全ての業者で買取ってもらえるわけではありません。
また、国内盤と同じタイトルのCDだとしても収録されている曲の数や付属品の有無によって価値が異なることも多いため、売る前に国内盤CDと輸入盤CDでどのような違いがあるのか知っておくことも大切です。
そこで今回は、輸入盤CDの売却を検討している方向けに、輸入盤CDの特徴や国内盤CDとの違い、買取傾向や買取をしてもらう業者の選び方などを解説します。
目次
CDには国内盤と輸入盤の2種類がある
普段何気なく手に取っているCDには、国内盤と輸入盤の2種類があります。
国内盤CDとは
国内盤CDとは国内で生産された、日本国内で販売用のCDのことです。
「国内盤のCD=日本人アーティストのCD」と思われる方もいるかもしれませんが、洋楽CDでも国内盤が存在しています。
洋楽の国内盤CDの特徴としては次の3つが挙げられます。
●帯がついている
帯はアーティスト名・CDのタイトル・収録曲が記載されているもののことで、洋楽の国内盤CDには帯がついている場合が多いです。
●歌詞カード・ライナーノーツがある
歌詞カードは国内盤CDオリジナルの付属品で、中には英語の歌詞だけでなく日本語訳が付いている歌詞カードもあります。
対して、ライナーノーツは曲やアーティストを解説しているもので、国内盤CDのアルバムであればほとんどのものにライナーノーツがついています。
●国内盤限定のボーナストラックが収録されている
洋楽の国内盤CDには、輸入盤CDにはないボーナストラックが収録されていることもあり、日本限定のボーナストラックは国内盤CDの魅力でもあります。
輸入盤CDとは
国内盤CDに対して海外で生産されて日本へ輸入されたCDのことで、生産された国や地域ごとに呼び方が細かく分かれています。
例えば、アメリカで生産されたCDの場合はUS盤、イギリスで生産されたCDの場合はUK盤といったように国名で呼ばれており、生産した国の詳細がない場合はAsia盤・Europe盤などのように地域名で呼ばれています。
輸入盤CDの特徴としては、次の3つの特徴が挙げられます。
●オリジナルデザインのジャケット
国内盤の洋楽CDだとジャケットのデザインが日本人向けに変更されていることがありますが、輸入盤の場合はジャケットのデザインがオリジナルのままとなっています。
●付属品が少ない
国内盤の洋楽CDにあるような帯・歌詞カード等は付属しないことが多いです。
ライナーノーツも基本的に付属しないことが多いですが、ベストアルバムなどには全編英語のライナーノーツが付属することがあります。
●デジパックケースのものも多い
日本ではCDのケースといえばプラスチックケースのイメージがありますが、海外(特に米国)ではデジパックケースが1986年から普及していたこともあり、輸入盤CDにはデジパックケースのCDが数多く存在しています。
同じタイトルでも国内盤と輸入盤で価値が異なる
先述したように、国内盤と輸入盤は同じタイトルでも収録されている楽曲の数や付属品が違うため、発売された当時は国内盤の方が少し販売価格が高い傾向がありました。
そのうえ、市場に出回った数も国内盤と輸入盤とでは異なり、中古CD市場における価値もそれぞれ異なります。
よって、同じタイトルであっても国内盤と輸入盤とでは買取価格が異なる場合がほとんどです。
輸入盤CDの買取傾向と高く売れるCDの特徴
輸入盤CDは主に洋楽ファンからの人気がとても高く、日本でも様々なジャンルの輸入盤CDが取引されています。
中には高値で買取られる輸入盤CDも存在しているので、輸入盤CDを手放すならゴミとして処分するのではなく売るのがよいでしょう。
ただ、輸入盤CDなら全て高い値段で買取られるわけではなく、世界的にベストヒットとなったり多く生産されたりしたCDはなかなか高額では売れません。
では、具体的にどのようなCDなら高く買取ってもらえるのでしょうか。
ここでは、高額で売れる輸入盤CDの特徴について解説します。
●本当に高価買取になるCDってどんなCD?何が高くなるか教えて
希少性が高いCD
中古CDの買取では希少性があるかどうかがポイントで、珍しくて人気が高いCDは高額で買取られます。
例えば、輸入盤CDの中でも
●すでに生産が終了しているCD
●限られた国でしか販売していないCD
●珍しい音源が収録されたCD
などは高額で買取られやすいです。
特に、洋楽の輸入盤CDの場合は、国ごとにボーナストラックや収録曲が異なり、同じタイトルでも生産された国によって買取価格が変動することもあります。
流通数が少ないCD
CDがリリースされた当時、積極的に日本でも発売されていた(=国内での流通数が多い)場合、珍しい中古CDとは言えないため買取価格は低くなります。
しかし、国内で発売された数か少ない(=国内での流通数が少ない)場合、珍しいCDということで価値が高まり、高額で買取ってもらえる可能性が高いです。
音質のよいCD
音楽ジャンルによっては、国内盤よりもオリジナルである輸入盤の方が音質がよいこともあり、音質の良いCDは価値が高いとされています。
実際、中古CDを集めているコレクターの中には、収録されている楽曲の音質にこだわっているコレクターもおり、音質のよい輸入盤を高く評価している方も少なくありません。
そのため、輸入盤CDの中でも高音質盤や音質がよいオリジナル盤は高値で買取られることが多いです。
状態のよいCD
CD買取では、同じタイトルのCDでも状態がよいものの方が価値が高く、高額で買取ってもらいやすいです。
一方、本体に傷やゴミがついていたり、付属品の一部が欠けているようなCDは価値が低くなってしまうため、買取価格が安くなってしまうことが多いです。
【ジャンル別】高額で売れる輸入盤CDの一覧
ここでは実際に高く売れる輸入盤CDのタイトルと買取参考価格をご紹介します。
高額で売れる輸入盤CDは大まかに分けるとジャズ・ロック・クラシックの3つの音楽ジャンルに分けられます。以下ではセタガヤCD買取センターで公開中のCD買取リストの中から、それぞれジャンルごとにご紹介します。
ジャズ
ロック
クラシック
輸入盤CDをできるだけ高く売るコツ
輸入盤CDを売るとき、特に何もせずそのまま売ってしまうと買取価格が下がってしまう恐れがあります。
できるだけ高く輸入盤CDを売るためには、やっておくとよいことがいくつかあるので解説します。
●【初めてのCD買取完全ガイド】 高く売るコツやおすすめの買取業者の選び方
付属品をできるだけ揃えておく
付属品とはCDを購入した際に付いていたもののことで、帯・歌詞カード・ライナーノーツ・購入時の特典などが挙げられます。
ただ、輸入盤CDの場合は帯・歌詞カード・ライナーノーツがないことが多いので、どのような付属品が付いているのかあらかじめ調べておくと揃えやすいです。
ホコリやゴミは落としておく
先述したように同じタイトルの輸入盤CDでも状態がよいものほど高く買取ってもらえるため、買取に持ち込む前にCDやジャケットについたホコリやゴミは落としておきましょう。
ただし、例えばカビやヤニの汚れのような軽く拭いた程度では落ちない汚れがある場合や、傷がついてしまっている場合、無理に修復しようとするとかえって傷んでしまうことがあります。
あまり汚れや傷がひどい場合は、手を加えずそのままにしておく方がよいです。
全集やシリーズ物のCDはまとめて売る
輸入盤CDの中には、〇〇全集や〇〇シリーズといった形で販売されたCDもあります。
何枚かのCDがセットになっている場合、バラバラにして売ってしまうと価値が下がってしまいます。
そのため、全集やシリーズ物のCDはバラバラにならないようにまとめておくのがおすすめです。
輸入盤CDはどこに売るのがよいか
輸入盤CDは国内で売ることができますが、必ずしも全ての業者が輸入盤CDの買取を得意としているわけではなく、高く売るためには業者選びも非常に重要です。
ここでは、輸入盤CDを売る業者の選び方をお伝えします。
できるだけCD買取専門店に売る
輸入盤CDを高く売りたいのであれば、できるだけCD買取専門店に売るのがよいです。
CDは中古品全般を買取っている業者やリサイクルショップでも売ることができますが、そういった業者の場合適切に査定してもらえない可能性があります。
CD買取専門店なら中古CD市場に詳しい査定スタッフに査定してもらうことができるため、価値があるCDでも見逃さず、適切な価格で買取ってもらえます。
実店舗が存在する業者を選ぶ
CDを買取っている業者の中には、実店舗を持たない買取業者もあります。
実店舗がないことは店舗がある業者に比べて接客の機会が少ないため、中には依頼するのが少し不安な方もいるでしょう。
安心して依頼したいのであれば、実店舗が存在する業者を選ぶのがよいです。
海外に強い業者を選ぶ
中古CD市場の動向は日本国内と海外で少し異なっており、日本で人気がなくても海外では高く評価されているCDも存在しています。
特に輸入盤CDは国によって流通している数が異なるため、海外の中古CD市場に強いかどうかはとても重要です。
できるだけCDを高く売りたいのであれば、海外に独自のコネクションを持っている業者を選ぶのがおすすめです。
宅配・出張買取を実施している業者を選ぶ
宅配買取とは、CDを自分で段ボールに詰めて業者に送って買取ってもらう方法です。
出張買取とは、業者のスタッフに自宅まで来てもらってその場で査定・買取してもらう方法です。
CD買取では宅配買取・出張買取に加えて、店頭にCDを持ち込んで買取ってもらう方法の3つがありますが、宅配買取と出張買取を実施していない場合は自分で持っていく手間が発生してしまいます。
そのため、輸入盤CDを買取ってもらう業者を選ぶときには、宅配買取・出張買取も実施している業者を選ぶようにしましょう。
輸入盤CDを高額で売るなら買取専門店のセタガヤCD買取センターへ
「輸入盤CDの買取を得意としている業者に買取を依頼したい」
「安心してCDの買取を依頼できる業者を探している」
という方は、ぜひセタガヤCD買取センターにご依頼ください。
セタガヤCD買取センターは年間で100万枚以上の買取をおこなっている実績確かなCD買取専門店で、全国から多くの買取依頼を承っております。
各ジャンルに特化したスタッフがいることでオールジャンルでの買取が可能となっており、輸入盤CDもジャンル問わずお取引いたします。
輸入盤CDのご売却をご検討中の方はぜひお気軽にご連絡ください。