【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第1回 SACDシングルレイヤー編
みなさま、こんにちは。
セタガヤCD買取センターです。
突然ですが、CDの売却を検討中にCDの買取リストを眺めていて「箱帯」や「紙ジャケ」など、記載されている単語の意味を理解できなかったことはありませんか?
CDといっても侮るなかれレコードと同様、CDにも奥深い廃盤の世界が広がっており、微細なフォーマット違いにより価値(≒買取価格)が変わってきます。
そこで当コラムでは、CD買取を依頼する前にまずは知っておきたいCDにまつわる用語をCD買取のプロであるセタガヤCD買取センターの査定担当が解説していきます。基本的なものからマニアックなものまで、ざざっと網羅できるようシリーズ化していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
記念すべき第1回目は「SACD(シングルレイヤー)」について解説させていただきます。
目次
CD用語解説:SACD(シングルレイヤー)
この言葉、CDに詳しい方は誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。特にクラシックCDを買われていた方には馴染み深い言葉かもしれません。なんとなくの理解としては、”通常のCDより音が良いCDでしょ?”くらいの認識なのではないでしょうか。しかし、「SACD(シングルレイヤー)」と「SACDハイブリッド」、この2つの違いを説明してください、と言われると困ってしまいますよね・・・ですが、ご安心ください。今回のコラムをお読みいただければ、ばっちり説明できるようになり、家族や友人から一目置かれること間違いなしです。
それでは、ここから詳しく解説していきます。
SACD(シングルレイヤー)とは
SACDとは、CDと同じサイズの120mm光ディスクに、オーディオデータをCD以上の高音質で記録したCD規格のことです。文字通り高音質な2chSACD層だけに特化した一層構造になっているのが一番の特徴で、一般的にCD層とSACD層との二重構造をもつハイブリッド型と比べて反射率が高く、音質が良いとされておりオーディオファイルに好まれる傾向があります。再生するにはSACD専用プレーヤーが必要となります。
SACDハイブリッドディスクとは
SACDハイブリッドディスクとは、CD層とSACD層の二重構造になっているCD規格を指します。再生に専用のSACDプレーヤーが必要なSACDシングルレイヤーに対し、SACDハイブリッドディスクは通常のCDプレーヤーでも再生可能です。
SACDシングルレイヤーとハイブリッドの見分け方
SACDシングルレイヤーとハイブリッドの見分け方は、ケースに以下のマークが入っているかを確認します。
Super AudioマークのみだとそれはSACDシングルレイヤー。Super AudioマークとHybridマークの両方入っていれば、それはSACDハイブリッドとなります。
(私事ですがその昔、友人に「CDの盤面がゴールドのやつあるでしょう?それがSACDだよ」と教えられ、しばらく素直に信じていたことがあります・・・笑)
当コラムをお読みいただいたみなさまは、こうした風説の流布をしないよう、上記で解説した正しいSACDの見分け方を友人に教えてあげましょう!笑
SACD(シングルレイヤー&ハイブリッド)の買取価格について
さて、ここまでSACD(シングルレイヤー&ハイブリッド)について解説してきましたが、CDの売却をご検討中のみなさまが一番気になるのは、もちろん買取価格ですよね。結論からお伝えすると、買取価格はお品物のタイトルと状態によって様々ですので、一概にはなんとも言えません。しかし、通常のCDよりも元々の定価が高く、オーディオファイルからの人気も根強いことから、一般的に中古買取価格は高くなる傾向があります。
こんなSACDは高い!セタガヤCD買取センターの査定額の実例を交えていくつかご紹介
ここでは、セタガヤCD買取センターが実際にこれまで査定した高額SACDをご紹介します。CDの売却をご検討中のかたはぜひ参考にしてみてください。
※上記でご紹介したクラシック、ジャズ以外のジャンルのSACDも、もちろんセタガヤCD買取センターは高価買取いたします!売却をご検討でしたらまずは一度ご相談ください。
SACD(シングルレイヤー)まとめ
ここまでお読みいただいた方は、「SACD(シングルレイヤー)とは?」「SACDハイブリッドディスクとは?」そして、「SACDシングルレイヤーとハイブリッドの違いとは?」を問われてもスラスラと解説できるのではないでしょうか。本コラムが少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。
そんなところで以上、【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第1回 SACDシングルレイヤー編でした。
お付き合いいただきありがとうございました。それではまた次回!