【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第7回 蒸着仕様 編
みなさま、こんにちは。
セタガヤCD買取センター、査定担当です。
CD買取を依頼する前にまずは知っておきたいCD専門用語を解説するこのコーナー、前回は”旧規格”について解説しましたが、第7回目は「蒸着(じょうちゃく)仕様」について解説させていただきます。
かなりマニアックな内容ですが、覚えておくとCDを売却する際に役に立つこと間違いなしですので、最後までお付き合いいただければ幸いです。それでは張り切ってまいりましょう!
目次
CD用語解説:蒸着仕様
そもそも「蒸着(じょうちゃく)」とは?
「蒸着(じょうちゃく)」とは、一般的には「蒸着加工」というような言葉で、特に製造業などでは馴染みのある言葉です。
製品の耐久性を上げるために物体を蒸発させ、それを薄い膜にして製品の表面に付着させることで耐久性を上げる加工技術です。
CDの蒸着仕様とは
CDにおける「蒸着仕様」とは、一般的にCDのセンターホール部分まで蒸着加工されているものを指します。
CD黎明期の1980年代初頭の西ドイツで製造されたCDに多くみられることから、製造国と時期を見分ける際の指標のひとつとなっています。
蒸着仕様のCDの買取金額について
中古CDの買取金額はタイトル、製造時期、付属品、状態など様々な要素が影響します。そのため「蒸着仕様」のCDの買取金額がすべて高いとは一概にはいえません。しかし、「蒸着仕様」のCDは通常のCDよりも音が良いとされており、音質に特にこだわるクラシックのコレクターの間で高値で取引される傾向があります。そのため「蒸着仕様」のCDの買取価格の平均値は高いといえます。
こんな「蒸着仕様」CDは高い!セタガヤCD買取センターの査定額の実例を交えていくつかご紹介
ここでは、セタガヤCD買取センターが実際にこれまで査定した「蒸着仕様」のCDをご紹介します。CDの売却をご検討中のかたはぜひ参考にしてみてください。
※上記でご紹介したクラシック以外の「蒸着仕様」CDもセタガヤCD買取センターは高価買取いたします!売却をご検討でしたらまずは一度ご相談ください。
蒸着仕様 まとめ
ここまでお読みいただいた方は、「蒸着仕様」とはなにかご理解いただけたのではないでしょうか。当コラムで解説した「蒸着仕様」のほかに「金蒸着仕様」などもありますが、それはまた別の機会に解説させていただきます。
本コラムがCDの売却をご検討中のお客様のお役に少しでも立てれば幸いです。
そんなところで以上、【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第7回 蒸着仕様 編でした。
ご清聴ありがとうございました。それではまた次回!