【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第4回 西独盤(西ドイツ盤)編
みなさま、こんにちは。
セタガヤCD買取センター、査定担当です。
CD買取を依頼する前にまずは知っておきたいCD専門用語を解説するこのコーナー、前回は”ESOTERIC/エソテリック”について解説しましたが、第4回目は「西独盤」について解説させていただきます。それでは張り切ってまいりましょう!
目次
CD用語解説:西独盤(西ドイツ盤)
西独盤とは
西独盤とは、その名の通り旧西ドイツで製造されたCDです。西独盤ということから東西ドイツ統合前(1990年)以前に製造されたということも推測できることから、廃盤CDかどうか見分けるディティールのひとつになっています。
西独初期盤とは
さらに詳しく西独盤について解説しますと、西独盤プレスのなかでも初期と後期が存在します。諸説ありますが一般的には、CDプレス最初期にあたる1982年~86年まで西ドイツのハノーファー(ハノーバー)のランゲンハーゲンにあるポリグラムの工場でプレスされていたCDが初期にあたり、西独初期盤と呼ばれています。見分ける方法は、CD中央部分の生産国刻印の有無です。
西独盤のCDの買取価格について
西独盤のCDの音質は、現行のデジタル感が強い音と異なり、滑らかで瑞々しくレコードの音質に近いとされています。そのため「音質」に強いこだわりを持つクラシックやジャズのCDコレクターの間で特に人気があります。当然、中古市場でも西独盤のCDは高値で取引されており、買取価格も高い傾向にあります。
こんな西独盤CDは高い!セタガヤCD買取センターの査定額の実例を交えていくつかご紹介
ここでは、セタガヤCD買取センターが実際にこれまで査定した西独盤CDをご紹介します。CDの売却をご検討中のかたはぜひ参考にしてみてください。
※上記でご紹介した以外の西独盤CDも、もちろんセタガヤCD買取センターは高価買取いたします!売却をご検討でしたらまずは一度ご相談ください。
西独盤まとめ
ここまでお読みいただいた方は、「西独盤」とはなにか。また「西独盤」と「西独初期盤」の違いまでも明確に解説できるのではないでしょうか。今回はかなりマニアックな内容になってしまいましたが、「西独盤」という単語はCD買取リストに頻出しますので、当コラムをお読みいただいた後に買取リストを確認していただけると、ご理解いただけるかと思います。
本コラムがCDの売却をご検討中のお客様のお役に少しでも立てれば幸いです。
そんなところで以上、【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第4回 西独盤 編でした。
ご清聴ありがとうございました。それではまた次回!