山本剛 / GIRL TALK(TBM CD 2559/西独盤)
山本剛 / GIRL TALK(TBM CD 2559/西独盤)
参考買取価格 ¥6,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。
さて、「追憶(The Way We Were)」という曲をご存知でしょうか。
1973年、同名のアメリカ映画の主題歌で、主演のバーブラ・ストライサンドが歌い、アカデミー主題歌賞を獲得し、ビルボード誌の年間シングルランキング第1位となった大ヒット曲です。リアルタイムの方でしたら当時レコードを買っていなくても自然と耳に馴染んでいるかもしれません。
私自身の話をすれば、これまで追憶のサントラ盤には仕事あるいは中古レコード店で数限りなくエンカウントするも、今日のきょうまで徹底スルーで、さすがにバーブラの主題歌こそ聴いてはいましたが、映画もいまだ未見という体たらく。これはいかん、とこの機会にまずはサブスクでOSTとバーブラの同名オリジナルアルバムを聴いてみたのですが、どちらもあまりの素晴らしい内容に腰を抜かし、すぐにでもアナログを入手しようと決意しました。ものすごく安いですしね。
個人的に「追憶(The Way We Were)」といえばずっとグラディス・ナイト&ザ・ピップスのバージョンでした。印象的な冒頭の語りからの歌い出し部分。Wu-Tang Clanの「Can It Be All So Simple」でサンプリングされたあれですね。自分ら後追い世代で「追憶」を聴いてきた人は、ほぼ全員ここからの入りなんじゃないかと勝手に思っています。
そのグラディス・ナイトを始め、「追憶(The Way We Were)」にはリアルタイムで多数のカバーが存在しますが、調べてみてもポピュラー歌手やイージーリスニングのアーティストばかりで、意外にもモダンジャズのプレイヤーが演奏した例はほとんど見当たりませんでした。そんな中、燦然と輝くのは真正面からこの曲を取り上げた山本剛 ’75年の録音です。楽曲の本質を見事に切り取った歌心あふれる演奏は、まるで何十年もプレイしてきたスタンダードかのように美しく響き、しかしその天性のブルージーさで決してムード音楽にはならず、そんな「追憶」の名演をオープニングに配した、山本剛 TBMでの6枚目を本日はご案内です。
・アーティスト/山本剛 Yama & Jiro’s Wave
・タイトル/ ガール・トーク Girl Talk
・レーベル/Three Blind Mice
・型番/ TBM CD 2559
・備考/西独プレス WEST GERMANY盤CD
■参考買取価格/ 6000円
80年代後半から90年代にかけてリリースされていた「ガール・トーク」の西独プレス盤CDです。TBMは1987年からドイツのオーディオファイル系レーベルART(AUDIO TRADE)社と業務提携し、共同制作で過去の名盤のCD化を開始します。「ガール・トーク」はこの西独プレスがCDのオリジナル盤です。解説付きで日本国内でも流通し、中古市場ではそれなりに見かけるものの、音質への評価は高く、97年に高音質フォーマットのxrcd盤 (型番 TBM-XR-0059)、2003年にその進化形xrcd24盤 (型番同じ TBM-XR-0059)がリリースされた現在でも西独盤が不動の1番人気です。
上記「ガール・トーク」の各種CDはもちろん、山本剛のアルバムは全て絶賛買い取り受付中です。例えば再び「追憶」を1曲目に取り上げた2001年の傑作「オータム・イン・シアトル」なども探している方が多く、ぜひともお譲りいただきたい一枚です。こちらについてはまた次の機会にでも。
大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。
掲載日: 2022年10月5日
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