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ドラティ / ハイドン:交響曲全集(KICC6081-116/36 CD)

ドラティ / ハイドン:交響曲全集(KICC6081-116/36 CD)

参考買取価格 ¥3,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / アンタル・ドラティAntal Doráti
・タイトル / ハイドン:交響曲全集

・レーベル / キングレコード
・型番 / KICC6081-116/36
・備考 /  36CD
■参考買取価格 / ¥3,000

アンタル・ドラティ(Antal Doráti 1906 – 1988)は、ハンガリー出身の指揮者・作曲家です。

主にアメリカや北欧で活躍し、イギリス女王エリザベス2世からナイトに叙任されています。

父親はブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニストで、母親はピアノの教師という音楽一家で育ちました。ウィーン大学とフランツ・リスト音楽院で学び、1924年に18歳でデビュー。ドイツで活動していましたが、ナチスの圧力から逃れてイギリスへ渡り、モンテカルロ・ロシア・バレエ団の指揮者として活動しました。

その後はアメリカに移住し、ダラス交響楽団、ミネアポリス交響楽団、BBC交響楽団、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、デトロイト交響楽団など、世界的なオーケストラで指揮者として多大な成功を収めました。またドラティはオーケストラ・ビルダーとしても知られ、危機に瀕したオーケストラを幾度も鍛え直し、失われかけた名声を回復するのに尽力しています。

晩年はハンガリー動乱後の亡命者を中心に結成されたフィルハーモニア・フンガリカの音楽監督を務めるなど精力的に活動していました。

さて本日ご紹介のCDは1968~1972年録音の「ドラティ / ハイドン:交響曲全集(KICC6081-116/36 CD) 」です。

フィルハーモニア・フンガリカにはウィーン・フィルなどの名楽団と比べてしまうと物足りなさもあるのは事実ですが、古典形式を正しく把握したドラティの下、「交響曲の父」と呼ばれたハイドンの何たるかが見事に示され、自発性にとんでキビキビとした演奏も特筆に値します。フレージングが実にきっちりとしていて、端正な印象で初期〜中期では素朴な美しさがあり、後期のダイナミックさも適度で、古楽器ファンでも抵抗なく受け入れることができるでしょう。

歴史的名録音が故に幾度となくCD化されていますが、本日ご紹介の盤は1991年の発売当時史上初となるハイドンの交響曲全集セットとして大変話題となった1作です。やはりオリジナル盤の需要は高く、近年では中古市場の価格も上昇傾向です。

セタガヤCD買取センターでは、ドラティ / ハイドン:交響曲全集(KICC6081-116/36 CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥3,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日: 2023年11月16日

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