宮澤昭 / 野百合(TOCT-9315)

参考買取価格 ¥1,000

ジャンル：和ジャズ,ジャズ

※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、ジャズ担当です。

本日も最近買取させていただいたCDのなかから、特にめずらしい一枚をご紹介いたします。

・アーティスト/宮澤昭
・タイトル/野百合
・型番/TOCT-9315
・備考/ 国内初期盤

■参考買取価格/ ¥1,000

宮澤昭 （1927-2000）は、日本のジャズ・サクソフォーン奏者です。1944年に長野県松本市で生まれ、陸軍戸山学校軍楽隊に入隊しました。戦後には米軍クラブなどで活動し、守安祥太郎や秋吉敏子といったアーティストと共演しました。彼は1954年のモカンボ・ジャム・セッションでも演奏しています。その後、1962年にはアルバム『山女魚』を発表し、1970年代には越路吹雪のリサイタル伴奏も務めました。趣味の釣りにも熱中し、曲名やレコード・ジャケットにもその趣味が反映されています。

本日ご紹介のCDは、宮澤昭 / 野百合(TOCT-9315)です。

宮澤昭のアルバム『野百合』（TOCT-9315）は1992年8月26日に東芝EMI – EAST WORLD・レーベルより発売された浅川マキによるプロデュース企画（ゼロアワー・シリーズ）の第一弾です。演奏はテナー・サックスの宮澤昭とピアニストの澁谷毅によるデュオ作品です。また録音は吉野金次によるもので、期待を裏切らない素晴らしい録音空間を提供します。特に、澁谷毅が浅川マキの諸作で築いた弛緩した音世界が魅力で、ウィスキー・グラス片手の夜半過ぎの雰囲気が生き生きと伝わってきます。また宮澤昭の深い音楽的な探求心が表れた作品でもあり、彼の演奏は繊細かつ情熱的であり、その音楽性は聴く者を引き込んでやみません。

また、ご紹介のCDは現在入手困難な逸品となっており、コレクターにとっては貴重な一枚と言えるでしょう。セタガヤCD買取センターでは、宮澤昭 / 野百合(TOCT-9315)を買取強化買取中です。付属品完品かつ状態良好が前提となりますが、現在の参考買取価格は、1,000円とさせていただいております。

大切なジャズCDの処分をご検討の際は、ジャズ専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日： 2019年10月8日

宮澤昭 / 野百合(TOCT-9315)