水野修孝 / JAZZ ORCHESTRA(TBM CD 1004/西独盤)
水野修孝 / JAZZ ORCHESTRA(TBM CD 1004/西独盤)
参考買取価格 ¥3,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。
さて、スリー・ブラインド・マイスはビッグバンド/ジャズ・オーケストラ作品にも非常に力を入れていたことで知られています。それもエンターテイメント路線や吹奏楽的なそれではなく、野心的な作曲家による過激で尖った作品ばかりをリリースしてきました。ビッグバンドの録音には予算もかかるうえ、そんな非ポピュラーな内容ばかりではセールス的にも厳しく、常に苦しい状況だったようですが、それでも録音制作し続けたのはひとえに藤井武社長の「自分が聴きたいから」という尊いインディペンデント精神によるもの。
中でも宮間利之ニューハード・オーケストラの演奏による、気鋭の現代音楽コンポーザー水野修孝作品の録音はまさに偉業。とりわけ「Jazz Orchestra ’73」と「Jazz Orchestra ’75」という2枚のスタジオ録音。どちらがより好きかはファンの間でも意見が別れるところです。現代音楽とフリー・ジャズの融合が見事に成功した前衛度の高い「’73」か。よりストレートなジャズ的醍醐味に溢れた「’75」か。いずれも甲乙つけがたい傑作ですが、本日のご紹介はこちらになります。
・アーティスト/水野修孝 Shuko Mizuno
・タイトル/ JAZZ ORCHESTRA’75
・レーベル/ Three Blind Mice
・型番/ TBM CD 1004
・備考/West Germany 西独盤CD
■参考買取価格/ 3000円
「JAZZ ORCHESTRA’75」の、80年代後半から90年代にかけてリリースされていた西ドイツプレス盤CDです。TBMは1987年よりドイツのオーディオファイル系レーベルART(AUDIO TRADE)社と業務提携し、過去の名盤のCD化を開始します。「JAZZ ORCHESTRA’75」はこの西ドイツプレスがCDのオリジナル盤です。TBMドイツ盤の各タイトルは解説付きで日本国内でも流通し、ネット中古市場ではそれなりに見かけるものの、本作はその中でもレアな部類であまり出回っていないかと思います。このCDにはボーナストラックでTBMでの3作目であるライブ盤「水野修孝の世界」収録の「Jazz Orchestra ’75 Part2(LIVE)」が追加されています。これにより同曲のスタジオ録音とライブが手軽に聴き比べられる様になりました。
「JAZZ ORCHESTRA’75」は再発CDが少なく、この他には2003年のtbm30周年シリーズ盤 (型番TBM-CD-1855)、がある程度です。西ドイツ盤の方が人気は高いですが、30周年盤もプレミアム価格になっています。
水野修孝のCDは全てのアルバム大歓迎ですが、TBM以外の作品で特に高価買取可能なものといえば、何と言っても「交響的変容 全4部初演コンサート(日本Camerata 型番:CDT-1017~19)」。バブル時代ゆえに実現した予算1億2000万円、総勢700人のオーケストラによる約3時間の実況盤、全国図書館寄贈のみの非売品3CD。こちらもぜひともお譲りいただきたい一品です。
大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。
掲載日: 2022年11月9日
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