【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第9回 CSR刻印 編
みなさま、こんにちは。
セタガヤCD買取センター、査定担当です。
いきなりですが、レコードと同様にCDにも奥深い廃盤の世界が広がっています。そんなマニアックな世界で使われている廃盤CDの専門用語を解説するこのコーナーも早いもので第9回目。回を重ねるごとにマニア度数が高まっているのが少々気がかりではありますが..笑
最後までお読みいただければ、きっとCDを売却する際にお役に立つはずですので、ぜひ最後までお付き合いください。
さて、今回解説する専門用語は「CSR刻印」。前回に引き続きSONYの国内初期盤に関連した専門用語です。
CD用語解説:CSR刻印
CSR刻印とは
「CSR刻印」とは、CBS/SONYレーベル製CDのディスク内周プラスティック部にある刻印のことを指します。(CSRとはCBS SONY RECORDSの頭文字です)
80年代初頭にSONYが日本でリリースしたCDに採用されていたディティールのひとつとして知られています。そのため、SONYがリリースした国内盤CDの販売時期を見分ける際の指標となります。
CSR刻印には3種類ある
日々の査定業務のなかで私が実際に確認した経験からお伝えしますが、「CSR刻印」には以下の3種類が存在します。
①「CSR COMPACT DISC」
②「CSR」
③「MANUFACTURED BY CBS/SONY RECORDS INC」
CSR刻印のCDの買取金額について
「CSR刻印」であるということは、SONYが国内でリリースした最初期のCDである可能性が高いといえます。また、SONYの国内初期仕様のCDは中古市場で高額で取引されているため、買取金額にも期待できます。
ここでは、セタガヤCD買取センターが実際にこれまで査定した「CSR刻印」CDの一部を買取参考価格と合わせてご紹介します。CDの売却をご検討中のかたはぜひ参考にしてみてください。
CSR刻印 まとめ
今回も前回と同様にSONYの国内初期盤に関連した用語を解説しました。今までのおさらいも含めてここでSONYの国内初期盤を判別するポイントを整理しましょう。ポイントは以下の3点です。
①箱帯
②金レーベル
③CSR刻印
SONYの国内初期盤CDは近年、国内外問わずに人気が高く中古市場で値段が高騰傾向にあります。もし売却をご検討中のCDのなかに古いSONY製のCDがあるようでしたら、①箱帯、②金レーベル、③CSR刻印の3点を意識してチェックしてみるのも面白いかもしれません。
本コラムがCDの売却をご検討中のお客様のお役に少しでも立てれば幸いです。
そんなところで以上、【CD買取のプロが解説!CD専門用語】第9回 CSR刻印 編でした。
次回も乞うご期待ください!