アルフレッド・コルトーの芸術 第2集(TOCE-11237~43)
アルフレッド・コルトーの芸術 第2集(TOCE-11237~43)
参考買取価格 ¥3,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / アルフレッド・コルトー Alfred Denis Cortot
・タイトル / アルフレッド・コルトーの芸術 第2集
・レーベル / WARNER MUSIC JAPAN
・型番 / TOCE-11237~43
■参考買取価格 / ¥3,000
アルフレッド・ドニ・コルトー(Alfred Denis Cortot 1877 – 1962)は、20世紀前半のフランスを代表するピアニスト、指揮者、教育者、著述家です。
スイスのニヨンで生まれた彼の家系にはフランスとスイスのルーツがあり、親戚には彫刻家ジャン=ピエール・コルトーや作曲家エドガー・ヴァレーズもいました。
若いころから音楽の才能を発揮し、パリ音楽院ではショパンのバラード第4番で一等賞を受賞しています。
ピアニストとしてデビュー後は、ワーグナーの作品に魅了され指揮者としても活動をはじめ、『神々の黄昏』のフランス初演を行ったり、ジャック・ティボーとパブロ・カザルスとともにカザルス三重奏団を結成するなど枠にとらわれない活動を展開していきます。
第一次大戦後、1919年にエコールノルマル音楽院を設立し、晩年まで音楽教育にも情熱を傾け、サンソン・フランソワ、ディヌ・リパッティ、クララ・ハスキル、遠山慶子、エリク・ハイドシェックなどの素晴らしい名ピアニストを育てました。その功績が讃えられ、現在でも音楽院には彼の名前を冠したサル・コルトーというホールがあります。
コルトーの演奏スタイルはショパン、シューマン、フランクからドビュッシーに至るフランス近代音楽に焦点を当てており、その美しいタッチと独自のテンポ・ルバートはエモーショナルで、彼の大きな特徴の一つです。
さて本日ご紹介のCDは、の「アルフレッド・コルトーの芸術 第2集(TOCE-11237~43)」です。
本作はパリ音楽院管弦楽団演奏の、1926年から1948年までの録音で、収録曲にはラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」とシューベルトの「楽興の時」などが含まれています。
コルトーはドイツ・ロマン主義音楽に堪能で、特に「子供の情景」のテンポ操作は現代の感覚からは少し異なりますが、以前はこれが正統派のロマンティックな演奏と考えられていました。中でも「蝶々」と「交響的練習曲」の解釈はショパンらしい独自性が際立っています。
またドビュッシーの演奏では独特の愛情表現が美しく、アルベニスのスペイン音楽は上品な雰囲気が感じられるなど、コルトーの様々な音楽的側面も垣間見ることができます。
演奏家だけでなく教育者としても高く評価されたコルトーの精神について理解するのに、このCDは大いに役立つでしょう。古い録音ならではのミスや雑音も含まれていますが、50年以上前の録音ならではの臨場感も感じられる貴重な資料です。
1999年4月の発売から20年以上が経ち、現在は廃盤状態ということもあって、中古CD市場では高値を維持している作品です。
セタガヤCD買取センターでは、アルフレッド・コルトーの芸術 第2集(TOCE-11237~43)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥3,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2023年10月12日
キーワード検索
買取のお問い合わせは
下記ボタンからお気軽にどうぞ
-
査定料・送料・出張料全て無料!
お客様のご負担は一切ありません。
-
買取実績30年
買い取れないジャンルはございません。
-
年間100万枚の買取実績!
国内最大級のCD・DVD取り扱い量。