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テンシュテット / マーラー:交響曲第1番「巨人」(ME1025~26/MEMORIES盤)

テンシュテット / マーラー:交響曲第1番「巨人」(ME1025~26/MEMORIES盤)

参考買取価格 ¥4,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / クラウス・ヘルマン・ヴィルヘルム・テンシュテット Klaus Hermann Wilhelm Tennstedt

・タイトル / マーラー:交響曲第1番「巨人」

・レーベル / MEMORIES

・型番 / ME1025~26

・備考 / 2CD

■参考買取価格 / ¥4,000

クラウス・ヘルマン・ヴィルヘルム・テンシュテット(1926 – 1998)は、ドイツの指揮者です。クラシックには珍しく“Klausketeers”と呼ばれる熱狂的なファンたちが存在するなど、強いカリスマ性を持っていました。また、その指揮姿から「石をぶつけられたコウノトリ」とあだ名されています。特にベートーヴェンワーグナーブルックナーブラームスなど、ドイツ・オーストリア系の作曲家を得意としました。中でもマーラーの演奏解釈で知られており、国際マーラー協会からメダルを授与されています。

ドイツのメルゼブルクに生まれ、ライプツィヒ音楽院にてヴァイオリニストとしての研鑚を積み、卒業後にハレ歌劇場のコンサートマスターとなりました。しかし指の外骨症のためヴァイオリニストの道を閉ざされ、同劇場の首席指揮者へ転身します。内容が「非人民的で形式主義的」と政府に批判され東ドイツでは避けられていた、パウル・デッサウの「ルクッルスの有罪宣告」を手がけるなど積極的な活動を続けました。

その中で次第に東ドイツでの音楽活動に限界を感じ、スウェーデン・ヨーテボリでの客演を機に西ドイツへ亡命し、西側諸国に活躍の場を移します。ニューヨーク・フィルハーモニックへの客演で演奏したプロコフィエフ交響曲第5番で評論家と観客に絶賛され、その名声を不動のものとしました。

その後はミネソタ管弦楽団の首席客演指揮者や、北ドイツ放送交響楽団の音楽監督、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督など重要ポストを歴任。この世を去る直前まで世界中のコンサートで指揮を振るいました。

本日ご紹介のCDは「テンシュテット / マーラー:交響曲第1番「巨人」(ME1025〜26/MEMORIES盤)」です。

テンシュテットのマーラーは何度も録音されており、特に70年代のロンドンフィルと90年代のシカゴフィルとの録音が有名でCDは何枚も発売されています。

本盤に収録されているのは1980年5月19日ハンブルクのムジークハレでの北ドイツ放送交響楽団との録音で、近年になるまで日の目を見なかった演奏です。類型化ができないテンシュテットの個性的な解釈を、彼の地元でもあるドイツの楽団がすみずみまで再現しており、激烈に荒れ狂う第1部、アダージェットの甘美な調べ、輝かしい歓喜のフィナーレと極端なコントラストを描ききり恐るべき相乗効果を生み出しています。

また、本CDはイタリアのレーベル「MEMORIES」から販売されていたものです。

このレーベルはクラシックファンであれば一度は目にした方も多いと存じますが、その実態はかなり謎に包まれています。それはともかく本盤のようにファン涎垂のラインナップを揃えており、今も根強い支持があります。現在は廃盤状態ということも影響し、中古市場での取引価格は高騰しています。

セタガヤCD買取センターでは、テンシュテット / マーラー:交響曲第1番「巨人」(ME1025~26/MEMORIES盤)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2023年05月12日

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