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セル / シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(TOGE-15029/SACD)

セル / シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(TOGE-15029/SACD)

参考買取価格 ¥5,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのはこちら。

・アーティスト / ジョージ・セル George Szell

・タイトル / シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」

・レーベル / EMI Classics

・型番 / TOGE-15029

・備考 / SACD

■参考買取価格 / ¥5,000

ジョージ・セル(George Szell 1897 – 1970)は、ハンガリーのブダペスト出身の指揮者、ピアニストです。

正確な演奏を基に透明で均衡の取れた音楽を築き上げ、ロマン派的な感情移入よりも作品の魅力を浮き彫りにするスタイルで知られ、そのあまりに精密かつ禁欲的で客観的な演奏から「完璧主義者」と渾名されています。彼のバックグラウンドからドイツ系レパートリーが得意であり、特にハイドンモーツァルトベートーヴェンらの古典派作品の完成度が高く評価されました。

ハンガリー人の父とスロバキア人の母の間に生まれ、幼くしてピアノ演奏に才能を示し、「神童」と呼ばれました。3歳からウィーン音楽院でピアノ、指揮、作曲を学び、若干16歳でウィーン交響楽団を指揮して指揮者としてデビュー。青年期までは作曲家としての作品も数多く残しましたが、最終的には指揮者の道を選び、ドイツ各地の歌劇場でキャリアを積んでいきました。

ベルリン国立歌劇場の第1指揮者やプラハのドイツ歌劇場音楽総監督就任など、国内で目覚ましい活躍を続けていましたが、ナチスの台頭や第二次世界大戦の影響によりアメリカに活動の場を移しました。

戦後にクリーヴランド管弦楽団の常任指揮者に就任すると、管弦楽団の改革に大なたを振るい、決して一流とは言えなかった同楽団を鍛えぬいた結果、全米の「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる第一級のオーケストラのひとつとして高い評価を得るに至りました。

晩年の1970年にはクリーヴランド管弦楽団とともに、日本万国博覧会を記念した企画の一環として来日公演を行い、日本でも極めて高い評価を受けています。

本日ご紹介のCDは1970年に録音された「セル / シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(TOGE-15029/SACD)」です。

セル&クリーヴランド管弦楽団の黄金タッグによる2度目のシューベルト「ザ・グレイト」のスタジオ録音で、初の録音から13年経っており、全体的に堅固な演奏が特徴です。セルの厳しい指導で鍛え上げられた、ときに冷徹ささえ感じる鉄壁のアンサンブルが際立っています。

1970年代の本演奏では豊かな情熱が感じられ、ドヴォルザークの交響曲第8番と共通する円熟の味わい深さが見受けられます。シューベルトの交響曲第9番は大変に難しい作品ですが、本演奏は造型の堅固さと情感の両面を兼ね備えた、一つの理想的な演奏と言えるでしょう。

セル最晩年の寂寥感に満ちた旋律の美しさから、その至芸が感じられます。

超名演故に幾度となく音源化されていますが、その中でも本日ご紹介の盤である「EMI CLASSICS 名盤SACDシングル・レイヤー」シリーズからの一枚は、この記事が書かれている現時点で屈指の評価を受けている作品です。

以前の盤の音質にはやや問題があり、改善が難しいような録音で、同じ時期の名演であるドヴォルザークの交響曲第8番が既にHQCD化で良い音質に生まれ変わったこともあり、発売時には待望されていたSACD化でした。

アビイ・ロード・スタジオの全面協力のもと行われたリマスタリングは、各作品に最もふさわしいオリジナル・ソースが選ばれ、また楽音に影響を与えない最小の範囲でノイズ削減と中低域の充実により、アンサンブルのクリアな再生が実現されています。

残念ながら現在は廃盤で、中古価格も現在高騰傾向にあり、今後も継続していくものと思われます。

セタガヤCD買取センターでは、

セル / シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(TOGE-15029/SACD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。

大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。

掲載日: 2023年08月11日

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