スラットキン / ビゼー：カルメン組曲第1番＆第2番(SACD-60655/SACDハイブリッド)

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

 

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

 

本日ご紹介するのはこちら。

 

・アーティスト / レナード・スラットキン Leonard Slatkin

・タイトル / ビゼー：カルメン組曲第1番＆第2番

・レーベル / TELARC soundstream

・型番 / SACD-60655

・備考 / SACDハイブリッド

■参考買取価格 / ¥5,000

 

レナード・スラットキン（Leonard Slatkin 1944 – ）は、ユダヤ系のアメリカ人指揮者です。

 

ロサンゼルスに生まれ、父は指揮者・ヴァイオリニスト・ハリウッド弦楽四重奏団創設者のフェリックス・スラットキン、母は同四重奏団チェリストのエレノア・アラーという音楽家の家庭で育ちました。

 

学生時代はインディアナ大学、ロサンジェルス市立大学、そしてジュリアード音楽院で指揮法を学び、1966年に指揮者デビュー。セントルイス交響楽団の指揮者助手として活躍しました。ニューオーリンズ・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を経て、1979年にセントルイス交響楽団オーケストラに復帰して音楽監督に就任すると、オーケストラの知名度向上に大きく貢献しし、その後はワシントンD.C.のナショナル交響楽団やBBC交響楽団の首席指揮者も務めました。

 

スラットキンは20世紀アメリカ合衆国の音楽の擁護者として知られ、バーンスタインの交響曲全3曲などを録音した他、イギリス音楽にも精通し、VOXレーベルでのラフマニノフ管弦楽曲全集・交響曲全集は高く評価されました。また作曲家としても活動し、主な作品にはエドガー・アラン・ポーの詩による管弦楽曲『ワタリガラス』があります。

 

一方で、地元の野球チームであるカージナルスの試合中に、演奏会の聴衆に試合の途中経過を「実況中継」した逸話も持つなど、アメリカ人らしいユーモアも兼ね備えており、今なお偉大な音楽家として広く活躍しています。

 

さて本日ご紹介のCDは「スラットキン / ビゼー：カルメン組曲第1番＆第2番(SACD-60655/SACDハイブリッド)」です。

 

ビゼーの熱気、セントルイス交響楽団の演奏の壮麗さ、そしてスラットキンのしなやかにして痛快な棒さばきに痺れます。独特のヒリヒリとした迫力があり、スペクタクルな音像には圧倒されます。カップリングのグリーグのペール・ギュントも、北欧音楽ならではの情感豊かな語り口と重量感溢れる表現で、傑作の魅力をあますところなく表現しています。

 

本日ご紹介の盤は2005年にTELARC / soundstreamより発売されたSACDハイブリッド盤です。近年では本演奏を収録したCDは発売されておらず、コアなクラシックファンの間では再発が待望されています。それ故に中古市場でも年々需要が高まっている一枚です。

 

セタガヤCD買取センターでは、スラットキン / ビゼー：カルメン組曲第1番＆第2番(SACD-60655/SACDハイブリッド)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。

 

大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

 

掲載日： 2023年09月4日