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スコット・ロス / クープラン:クラヴサン曲集全集(12CD/西独盤)

スコット・ロス / クープラン:クラヴサン曲集全集(12CD/西独盤)

参考買取価格 ¥20,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。

さて夭折の天才があまりに多いクラシック音楽ですが、古楽界にもその大きな才能と早すぎる死によって伝説となっているチェンバロ奏者がひとりいます。スコット・ロスです。
スコット・ロスは1951年米国のピッツバーグ生まれ。幼少期から鍵盤楽器の才能を発揮し13歳で渡仏。ニース音楽院、パリ国立高等音楽・舞踊学校に学びます。
1971年にブルッヘ国際チェンバロコンクールに出場。格式を重んじるクラシックのコンクールで異例の長髪にジーンズ姿で登場。更には楽譜を持たず全て暗譜で演奏し、聴衆の度肝を抜いた彼は見事に優勝します。

こうしてプロ演奏家として衝撃のデビューを飾ったスコット・ロス。フランスのSTILレーベルを中心にラモー、F・クープランバッハ等を録音。1973年からは演奏活動と並行して、カナダのラヴァル大学音楽科の教員を12年間に渡って務めています。1985年には史上初めて個人によるスカルラッティのソナタ全555曲の録音という偉業を達成。わずか1年3ヶ月という驚異的なペースでの完成でした。しかしその録音の途中で自身のHIV感染が発覚。自らに残された時間を悟った彼は、バッハの全集に懸命に取り組んだものの1989年に38歳の若さで帰らぬ人となってしまいました。

もしスコット・ロスがこんなにも早く病に倒れなかったら、とは多くのファンの思うところです。バッハの全集は素晴らしいクオリティで完成していたでしょう。個人的には、プライベートではよく演奏していたというラヴェルドビュッシーの録音も聴いてみたかったですし、ブライアン・イーノ、フィリップ・グラス、ニーナ・ハーゲンの大ファンだったという彼の別の音楽的一面が聴けるような作品も残してほしかったですね。

さて、そんな妄想音源以前に、彼のキャリアでも重大な位置を占める仏STILレーベルでの録音の数々が、現在、非常に入手困難になっているのをご存知でしょうか。

本日ご案内するのはその中でも特に人気の高いクープランの全集です。

・アーティスト/ スコット・ロス Scott Ross
・タイトル/ クープラン:クラヴサン曲全集
  F. Couperin – L’intégrale de clavecin au château d’Assas
・レーベル/仏 STIL(DISCはWEST GERMANYプレス)
・型番/ 0207SAN78

・備考/1990年盤 12cd BOX /外箱付属 中箱2つ付属(6CDずつ収納) プラケース

■参考買取価格/ 20,000円

1975年録音。スコットロスのクープラン全集、1990年の初CD化盤です。オリジナルLPと同じフランスのSTILレーベルによる発売。音質へのこだわりで知られる同レーベルだけに、おそらく1990年当時のベストなサウンドを求めてディスクを西ドイツの工場でプレスしたと思われます。そのためCDにはMADE IN WEST GERMANYの文字が入っていますがSTIL自体はフランスのレーベルです(ちなみにSTILレーベルはアナログレコード時代からドイツのTELEFUNKEN工場と業務提携していたそうです)。

CD12枚組。まるでシンガー・ソングライターのような風貌の素敵なモノクロ写真があしらわれた正六面体の大きな外箱の中にはさらに2つの箱があり、それぞれにプラケースCDが6枚ずつ収納されています。この大きな外箱無しの中箱6CDずつのパッケージで、それぞれ上巻/下巻として分売もされていたようです。

このクープラン全集は2003年の再発盤も存在します(仏STIL 型番:1502 SAN 03)。
ペーパースリーブ入りCD12枚組のコンパクトなボックス仕様に新装され、収納性が高まっております。

しかし現在は上記のいずれも廃盤。初盤の方が若干人気は高いですが、どちらでも非常にプレミアムな価格で買い取りさせていただきます。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2023年01月17日

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