リヒテル / 名盤選(ビクター国内初期盤/CD BOX)
リヒテル / 名盤選(ビクター国内初期盤/CD BOX)
参考買取価格 ¥7,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / スヴャトスラフ・リヒテル Sviatoslav Teofilovich Richter
・タイトル / 名盤選
・レーベル / VICTOR
・型番 / VICC40210~3
・備考 / 国内初期盤 11CD BOX
■参考買取価格 / ¥7,000
スヴャトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Teofilovich Richter 1915 – 1997)は現在のウクライナ・ジトーミル生まれのソビエト連邦のピアニストです。ソ連・ロシアを代表する楽団、ボロディン弦楽四重奏団と長年にわたって共演を重ねており、その卓越した演奏技術から20世紀最高のピアニストの一人と称されています。晩年は大きな眼鏡をかけて演奏し、終演の合図として眼鏡を外す光景が観客に親しまれました。
父親は教会の合唱団長やオルガン奏者で音楽学校で教師も務めており、リヒテルが幼い頃から熱心に音楽教育を行っていました。しかし時は第二次世界大戦。戦渦の中、一家は離別することになります。そんな中ではありましたが、リヒテルは独学でピアノを本格的に学び始め、19歳のときに開催した小規模な初リサイタルで演奏したショパンが評判を呼びます。
自信をつけたリヒテルは22歳のときに、名門モスクワ音楽院に入学。そこで師事していた同郷のゲンリフ・ネイガウスの紹介でセルゲイ・プロコフィエフと出会い意気投合すると、国内で活発な演奏活動を行うようになり、プロコフィエフのピアノソナタ第7番の初演や、3曲の戦争ソナタによるリサイタルで成功を収めました。その評判は冷戦下であるのに関わらず、西側諸国にも轟いており、「幻のピアニスト」として期待感は膨らんでいきます。
そしてついに1960年5月、ヘルシンキで初の西側諸国でのコンサートを開催すると、同年10月からアメリカ各地でコンサートを行い、一大センセーションを巻き起こします。その後も名実共に20世紀を代表するヴィルトゥオーソとして、世界を舞台に精力的に活動しました。
さて本日ご紹介のCDは「リヒテル / 名盤選(ビクター国内初期盤/CD BOX)」です。
11枚組のCDボックスセットでラフマニノフやシューベルトなどの代表的な作品が余すところなく収録されています。
リヒテルのライブ録音は多いですが、CDにまとめられる際には編集者の意図が感じられる選曲は大変に魅力的です。収録内容的にもバッハからショパンまで、リヒテルの独自の解釈には飽きることがなく技術的に優れており、協奏曲や室内楽曲では共演者との相性も抜群です。特にキリル・コンドラシンの魅力的な指揮と、ロンドン交響楽団との完璧な共演はもはや伝説的といえるでしょう。
本作には1993年に開発された「20bit K2スーパー・コーディング」が採用されています。この技術は「音楽エネルギー等価変換」と呼ばれるもので、A/D変換後の20bitデジタル信号の音楽ソースの持つエネルギー量と、等しくなるようにCDの16bitデータに変換する技術で、16bit未満の微小レベルの信号の再生成を行っています。
またマスタリングの際には20bitの「K2 A/Dコンバーター」やデジタル音質悪化の要因となるジッターやリップルなどのノイズを取り除く「K2 インターフェース」も使われています。
クラシック音楽とCDのレコーディング/リマスタリング技術は密接に関わっており、本作は改めて録音芸術とは何たるかということを再考するきっかけとなるでしょう。
現在はすでに廃盤になっており、市場価格は高騰傾向です。
セタガヤCD買取センターでは、リヒテル / 名盤選(ビクター国内初期盤/CD BOX)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥7,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年09月25日
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