アンドレ・プレヴィン / ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽(411 047-2/西独/青盤)
アンドレ・プレヴィン / ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽(411 047-2/西独/青盤)
参考買取価格 ¥4,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / アンドレ・ジョージ・プレヴィン André George Previn
・タイトル / ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽
・レーベル / PHILIPS
・型番 / 411 047-2
・備考 / 西独/青盤
■参考買取価格 / ¥4,000
アンドレ・ジョージ・プレヴィン(André George Previn 1929 – 2019)は、ドイツ出身のクラシック音楽・映画音楽・ジャズの指揮者、ピアニスト、作曲家です。
ベルリンのユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれ、彼の父は法律家で音楽教師でもあったため、彼は若い頃から音楽に興味を持ち、ピアノを学びました。9歳の時にパリ音楽院に入学し、その後アメリカへ移住し、1943年に市民権を取得しました。
ヒューストン交響楽団の音楽監督を皮切りに、ロンドン交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニックなどで音楽監督や首席指揮者として活躍し、世界的に有名な指揮者として評価されているほか、ジャズピアニストとしても活躍し、初期モダンジャズの影響を受けた演奏スタイルで注目を浴びました。
その才能はハリウッドでも発揮され、『マイ・フェア・レディ』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』など多くの映画音楽を手がけています。
プレヴィンの多方面での活躍は人々に感銘を与え、今でも世界中で高く評価されています。
さて本日ご紹介のCDは1982年録音の「アンドレ・プレヴィン / ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽(411 047-2/西独/青盤)」です。
プレヴィンがピッツバーグ響の音楽監督をつとめていた時代の録音で、当コンビのPHILIPS第5作でした。「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」は今ではほとんど用いられないハーティ編曲版です。近代オーケストラ用にボリュームアップしたもので、「水上の音楽」ではフルート2、クラリネット2を加え、ホルンは2から4に増強、さらにティンパニを加えています。さらに曲にも改変を施し、一番の聞きどころをコンパクトにまとめている印象です。セル、サージェントなども同じ録音を残していますが、プレヴィンならではのロマンティックな音色と響きは懐かしく色鮮やかに感じられます。
名録音故に近年においても本録音を収録したSHM-CDなど再販が絶えませんが、そんな数あるCDの中でも特に人気が高いのが、本日ご紹介の1983年に発売された西ドイツ盤です。
西ドイツ盤の魅力といえば、やはりその音質の素晴らしさでしょう。総じてデジタル再生でよく感じる「ギスギスとしたノイズ感」や「スッキリしすぎた先細り感」というようなものがなく、クリアでありながらもアナログライクな温かみや瑞々しい質感で、アナログとデジタル両方の良い部分を感じられます。最近の「メリハリを効かせたマスタリング」の物と比較すると地味ですが、誇張のない自然な音であると言えるでしょう。
一聴してわかる音粒の鮮明さ、音場の拡がり、音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりで、かつてのLPにも肉薄するほど良好な音質といえるでしょう。
デジタル初期のCDは音が悪いという意見もよく目にしますが、本作には全く当てはまりません。市場に出回ることは滅多になく、中古価格も高騰の一途を辿っており、手にする機会は少ないと思いますが、未聴の方にはぜひチェックしていただきたい作品です
セタガヤCD買取センターでは、アンドレ・プレヴィン / ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽(411 047-2/西独/青盤) を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年10月19日
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