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ペライア / モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1&2(00DC412~7/国内初期)

ペライア / モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1&2(00DC412~7/国内初期)

参考買取価格 ¥6,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのはこちら。

・アーティスト / マレイ・ペライア Murray Perahia

・タイトル  /  モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1&2

・レーベル / Sony Classical

・型番 / 00DC412~7

・備考 / 国内初期

■参考買取価格 / ¥6,000

マレイ・ペライア(Murray Perahia 1947 – )はピアニスト・指揮者であり、大英帝国勲章KBEを受章した偉大な音楽家です。

ニューヨークのブロンクスに生まれ、ユダヤ人の家庭に育ちました。幼少からピアノを学び、15歳の頃には音楽の魅力に引かれ、取り憑かれたように練習に励みました。マネス音楽大学でピアノと指揮法を学び、ハインリヒ・シェンカーに多大な影響を受けるなど、後の音楽人生の礎を築きました。

卒業後、国際的なキャリアをスタートさせ、1973年にオールドバラ音楽祭でベンジャミン・ブリテンピーター・ピアーズラドゥ・ルプーと共演を果たすと、1981年からは1989年まで同音楽祭の共同芸術監督を務めるなど活躍し、またコロンビアマスターワークス(後のソニー・クラシカル)にモーツァルトベートーヴェンのピアノ協奏曲など多くの録音し、高い評価を得ました。

1990年代に指の故障により一時的にピアノから離れましたが、バッハの音楽を研究する中で癒しを見出し、復帰後にはバッハ作品で賞を受賞しました。彼の演奏はウィーン古典派ドイツ・ロマン派音楽を得意にしながらも、故障から復帰後はリストラフマニノフなども幅広く演奏しました。

2004年に、エリザベス2世から名誉大英帝国勲章ナイト・コマンダーKBEに叙され、2012年にはグラモフォン誌の初代殿堂入りも果たしました。

さて本日ご紹介のCDは1975-84年に録音された「ペライア / モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1&2(00DC412~7/国内初期)」です。

ほぼ10年の歳月をかけて完成されたこの全集は、ペライアのモーツァルト演奏家としての名声を示す逸品です。じっくりとした進行で完成に至った演奏は極めて洗練されており、高い評価を受けています。吉田秀和氏はその美質を称賛し、「高雅で繊細、クリアで知的な味わい、軽やかで浸透力のあるタッチ、滑らかで快いレガート、躍動的で弾力的なスタッカート」と評していますが、これらの要素がパーフェクトに融合した清新な美しさが魅力的に表れている素晴らしい名演集と言えるでしょう。

超名演故に幾度もリマスター化されていますが、本日ご紹介の盤は1985年に発売された国内初期盤です。

昨今のリマスターは、硬質感の増加や弦楽器に付加されたメタリックな艶はじめとした、全般にカチッと締まったシャープな音がのトレンドですが、それとはまた違う、音場がゆったりと広がる鷹揚な音が特徴で、中古市場では今でも人気を博しています。

廃盤につき価格は高騰傾向ですが、ぜひ一聴しておきたい作品です。

セタガヤCD買取センターでは、ペライア / モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1&2(00DC412~7/国内初期)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥6,000とさせていただいております。

大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日: 2023年08月15日

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