オイストラフ/ VIRTUOSEN DER VIOLINE VOL.2(西独盤)
オイストラフ/ VIRTUOSEN DER VIOLINE VOL.2(西独盤)
参考買取価格 ¥13,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ダヴィート・フョードロヴィチ・オイストラフ David Fiodorovich Oistrakh
・タイトル / VIRTUOSEN DER VIOLINE VOL.2
・レーベル / EMI
・型番 / CZS 25 2312 2
・備考 / 西独盤
■参考買取価格 / ¥13,000
ダヴィート・フョードロヴィチ・オイストラフ( David Fiodorovich Oistrakh 1908 – 1974)は、ロシア帝国出身のユダヤ系ヴァイオリニスト、指揮者です。深い音楽性を兼ね備えていたヴィルトゥオーゾで、20世紀を代表するヴァイオリニストのひとりです。
オデッサの商家に生まれ、5歳からピョートル・ストリャルスキーに師事しヴァイオリンとビオラを学びます。オデッサ音楽演劇学院に進学すると和声とポリフォニーを学ぶ傍ら、オデッサ交響楽団でソリスト・指揮者としても活動。実戦も交えながらその実力と評価を高めていきます。卒業後はモスクワ・フィルハーモニーに所属。ヴァイオリニストとして全ソビエトコンクールやウジェーヌ・イザイ・コンクールで優勝し、世界にその名を轟かせました。
その後はモスクワ音楽院で教鞭を執りながら演奏活動を続け、第二次大戦中には最前線に赴き慰問演奏も行いました。教師としてもギドン・クレーメルや息子のイーゴリなど多数のヴァイオリニストや指揮者を排出しています。
オイストラフは1705年製ストラディヴァリウス「マルシック」を使用し、速くて振幅の大きいヴィブラートを用いて唯一無二の美しい音色を産み出しました。とりわけチャイコフスキーやブラームスといった情感豊かな楽曲がこの奏法にマッチしており、多くのヴァイオリン協奏曲が録音されています。
本日ご紹介のCDは「オイストラフ/ VIRTUOSEN DER VIOLINE VOL.2(西独盤)」です。
主に1950〜60年代の音源を当時最高峰の技術でリマスタリングした4枚組みで、代表作と言えるブラームスやベートーヴェンなどが収録されています。いずれもオイストラフの円熟味のある演奏が堪能でき、特にブラームスの協奏曲は格別です。1960年代の彼の巧さ・重厚さが感じられ、テンポが速すぎずゆったりと歌い上げるような語り方一つ一つに感動させられっぱなしで、聴き応えは充分です。彼独特の線の太さと豊満な美音で真正面からこの名作に向き合っています。
本日ご紹介の盤は1990年にEMIから発売された西ドイツ盤です。
西ドイツ盤の魅力といえば、やはりその音質の素晴らしさでしょう。総じてデジタル再生でよく感じる「ギスギスとしたノイズ感」や「スッキリしすぎた先細り感」というようなものがなく、クリアでありながらもアナログライクな温かみや瑞々しい質感で、アナログとデジタル両方の良い部分を感じられます。最近の「メリハリを効かせたマスタリング」の物と比較すると地味ですが、誇張のない自然な音であると言えるでしょう。
デジタル初期のCDは音が悪いという意見もよく目にしますが、本作には全く当てはまりません。市場に出回ることは滅多になく、中古価格も高騰の一途を辿っており、手にする機会は少ないと思いますが、未聴の方にはぜひチェックしていただきたい作品です。
セタガヤCD買取センターでは、オイストラフ/ VIRTUOSEN DER VIOLINE VOL.2(西独盤)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥13,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年06月13日
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