マタチッチ / ブルックナー：交響曲第7番(COGQ-1002/SACD-SHM仕様)

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

 

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

 

・アーティスト / ロヴロ・フォン・マタチッチ Lovro von Matačić

・タイトル / ブルックナー：交響曲第7番

・レーベル / スプラフォン SPRAPHON

・型番 / COGQ-1002

・備考 / SACD-SHM

■参考買取価格 / ¥2,000

 

ロヴロ・フォン・マタチッチ（1899 – 1985）は、ユーゴスラビア出身の指揮者で、日本で特に親しまれた指揮者の一人です。

17世紀初頭に貴族に叙された家柄で、9歳の時ウィーン少年合唱団に入団、その後、ウィーン音楽アカデミーとウィーン市立音楽院で学びました。

 

1918年のケルン歌劇場の副指揮者就任を皮切りに、ザグレブ歌劇場の第1指揮者やベオグラード歌劇場の音楽総監督を歴任し、1936年には初めてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮するなど、ヨーロッパ各地のオーケストラ、歌劇場に客演しました。

第二次世界大戦後はドレスデン国立歌劇場、フランクフルト市立歌劇場音楽総監督に就任、バイロイト音楽祭では「ローエングリン」を振り、1970年には故郷ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任しています。

 

ご紹介のCDはマタチッチが1967年にチェコ・プラハ、ルドルフィヌムで録音した「マタチッチ / ブルックナー：交響曲第7番(COGQ-1002/SACD-SHM仕様) 」です。

 

マタチッチの代表盤として称されるブルックナーの７番交響曲は、壮大で美しい演奏で知られ、シモーネ・ヤングの演奏に匹敵するか、それ以上の素晴らしさです。感情の込め方や音の表現は絶妙で、自然で流れるような世界観はまさに大宇宙に広がっていくような極上の感覚を味わえます。他の実力派オーケストラにも多くある中で、チェコフィルの演奏は技術だけでなく、次元を超えた表現でマタチッチの指揮に呼応しており、数十年たっても古臭さを感じさせないまさに録音遺産です。時代が産んだ奇跡と言え、今後もこのような伝説的な演奏は現れないでしょう。

 

名録音がゆえに幾度となくCD化されており様々なバージョンのCDが市場に流通しています。

 

ご紹介の盤は2011年発売のSACD-SHM仕様盤です。

通常のCD／SA-CDとは別格の、液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用した、透明性と流動性に優れる素材です。透明性の向上は信号の読み取り精度に、洗動性の向上は正確なビット形成に効果を発揮します。

ストレスなく、目の前に広がるようなスケール感、柔らかでアナログライクな質感、空間の奥深くに展開する立体感、どっしりと引き締まった安定感等々、SHM仕様のSA-CDだからこそ再現できるマスタークオリティを、じっくりと心ゆくまで感じることができます。

 

セタガヤCD買取センターでは、マタチッチ / ブルックナー：交響曲第7番(COGQ-1002/SACD-SHM仕様)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,000とさせていただいております。

大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

 

掲載日： 2024年01月8日