マルティノン / ラヴェル:管弦楽曲全集(TOGE-15074~78/SACD)
マルティノン / ラヴェル:管弦楽曲全集(TOGE-15074~78/SACD)
参考買取価格 ¥15,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ジャン・マルティノン Jean Martinon
・タイトル / ラヴェル:管弦楽曲全集
・レーベル / EMI Classics
・型番 / TOGE-15074~78
・備考 / SACD
■参考買取価格 / ¥15,000
ジャン・マルティノン(Jean Martinon 1910 – 1976)は、フランス・リヨン出身。明晰かつ力強さを持ち、ドビュッシーに代表されるフランス音楽を得意としていましたが、ドイツ系アルザス人の血を引いているという生い立ちから、ドイツ音楽の解釈に対しても識者からの支持を得ています。スケール感のある、ダイナミックかつ色彩豊かな演奏で多くの人の心を捉えた名指揮者でした。
7歳からヴァイオリンを始め、リヨン音楽院でその腕を磨いていきます。その後入学したパリ音楽院では、ヴァイオリンだけでなく、作曲・和声・指揮を、それぞれルーセル、ダンディ、ミュンシュ、デゾルミエールといった錚々たる面々から教えを受けました。
卒業後はヴァイオリニストとして活動を開始し、ラジオ・コンサートツアーなどで活躍します。しかし、時は第二次世界大戦、徴兵されたマルティノンは捕虜となってしまい2年間を収容所ですごすこととなりました。戦後は捕虜となっていた期間も作曲を続けていた努力が実り、1950年に晴れてラムルー管弦楽団の音楽監督に就任し、本格的な指揮活動を開始します。その後もイスラエル・フィル、デュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者に相次いで就任。ボストン交響楽団の客演でアメリカ・デビューも大成功で飾ると、シカゴ交響楽団の音楽監督に就任し、瞬く間にトップ指揮者の仲間入りを果たしました。
1968年にはヨーロッパに戻るとフランス国立放送管弦楽団に就任し、フランス指揮界における重鎮として活躍しましたが、1976年に65歳という早すぎる死により絶頂期でそのキャリアを終えることとなりました。
本日ご紹介のCDは1974年にフランス・パリのサル・ワグラムで録音された「マルティノン / ラヴェル:管弦楽曲全集(TOGE-15074~78/SACD)」です。
クリュイタンス版と並び称される、ラヴェルの管弦楽曲集の決定版で、マルティノン版はクリュイタンス以上に明晰で繊細なアプローチは「これぞフランス的」といえる内容です。持ち味である力強さ、メリハリのついた明快さ、そして繊細な抒情などを全て併せ持つ多種多彩な表現力を駆使した剛柔のバランスのとれた演奏ぶりが際立ち、ラヴェルの華麗にして精緻な極上のオーケストレーションの魅力をより引き立てるのに大きく貢献しています。
本日ご紹介の盤は、2012年にEMI Classicsより発売されたシリーズ『EMI CLASSICS 名盤 SACDシングル・レイヤー・シリーズ』からの1枚です。
名演が故にこれまで多くのCDが発売され、直近でも2020年にTOWER RECORDS DEFINITION SERIESからSACDもリリースされています。しかし中古市場を見渡すと、本盤の人気はダントツで、その地位は揺るぎないものがあります。やはり本シリーズの特徴であるアビー・ロード・スタジオのリマスタリング技術は凄まじく、音質の鮮明さ、そして音場の幅広さ、音圧などのどれをとっても一級品の仕上がりで、当時の演奏が文字通り「再生」される圧倒的な体験を得られます。
セタガヤCD買取センターでは、マルティノン / ラヴェル:管弦楽曲全集(TOGE-15074~78/SACD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥15,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年06月7日
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