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中本マリ / LADY IN LOVE(VDJ-1004/初期プレス税表記なし3200円盤CD)

中本マリ / LADY IN LOVE(VDJ-1004/初期プレス税表記なし3200円盤CD)

参考買取価格 ¥2,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。

さて、1973年にスリー・ブラインド・マイスからデビューし、同レーベル(と並行して東芝EMI)から多数の作品をリリース、名実ともに日本ジャズボーカルのトップとなった中本マリは、1977年に日本JVCのZENレーベルに移籍し、ジャズだけにとどまらない広くポピュラーボーカリストとしての活動をスタートさせました。

古巣TBMからの作品も含め1977年から78年には何と5枚ものアルバムが発売。そして迎えた1979年には彼女の代表作「アフロディーテの祈り」がリリース。TBM時代のレーベルメイトでもあった三木敏悟の編曲、ジャニス・イアンやスティーヴィー・ワンダーの書き下ろし曲を含むこのゴージャスなロンドン録音は大ヒットを記録し中本マリの人気を決定づけます。

そして1980年代に入り彼女が次に挑んだのは本格的なクロスオーバー路線。当時の言葉ではソフト&メロウとも呼ばれたAORサウンドでした。1981年の「レディ・イン・ラヴ Lady In Love」 、そして1982年の「ムーズ・オブ・ア・レディ Moods Of A Lady 」のL.A.録音二部作です。

この2枚両方のアレンジを担当し、ほとんどの曲を書いたのはジャズピアニストのバリー・マイルズです。1960年代前半からプロとして活動、一般的にはアル・ディ・メオラの右腕として知られ、この頃にはロバータ・フラックの音楽監督も務めていた人物です。前述「アフロディーテの祈り」と同時にロンドンで録音されたもう1枚のアルバム「サムシング・ブルー」にエレクトリック・ピアノで参加していたことがきっかけで、このLA録音のミュージカルディレクターに就任。その手腕もあり2枚ともにヒットを記録し、中本マリは新たにAOR/アダルト・コンテンポラリー方面からの支持も獲得したのでした。

本日のご案内はそのうちの1枚、近年では和モノLIGHT MELLOWとしての再評価も高い名盤 「レディ・イン・ラヴ Lady In Love」になります。

・アーティスト/中本マリ Mari Nakamoto
・タイトル/LADY IN LOVE レイディ・イン・ラヴ
・レーベル/日本 JVC ・型番/ VDJ-1004
・備考/帯付 旧規格盤 税表記なし 3200円定価盤
■参考買取価格/ 2000円

1985年にリリースされた中本マリ「LADY IN LOVE」の初回盤CDです。消費税の表記がない3200円定価

同じ型番でも消費税入り3000円定価の盤も存在します。本作は長らく廃盤でかなりの高値でしたが、2015年にタワーレコード限定でCD再発が実現します(型番:NCS-10095)。しかし一旦は落ち着いたものの、こちらも既に廃盤。現在は両方ともにプレミアムな価格となっていますが、オーディオ方面によるJVCの初期CD再評価もあってか、人気は旧規格盤のほうがやや高くなっています。しかしながら、どちらの「LADY IN LOVE」でも大歓迎ですので、どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2022年11月21日

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