カンゼル / チャイコフスキー:大序曲「1812」(SACD-60646/SACDハイブリッド)
カンゼル / チャイコフスキー:大序曲「1812」(SACD-60646/SACDハイブリッド)
参考買取価格 ¥2,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / エリック・カンゼル
・タイトル / チャイコフスキー:大序曲「1812」
・レーベル/ TELARC / Soundstream
・型番/ SACD60646
・備考/ SACDハイブリッド盤
■参考買取価格/ ¥2,000
エリック・カンゼル(1935 – 2009)は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の指揮者です。44年にわたってシンシナティ・ポップス・オーケストラを指揮し、1000万以上の録音を売り上げ、「プリンス・オブ・ポップス」と称されています。
ダートマス大学では音楽の学位の他に化学も専攻、ハーヴァード大学やブラウン大学でも学び、後の活躍の礎を築きました。1957年にサンタフェ・オペラにて指揮者としてデビュー。ピエール・モントゥーの下で指揮を学びながら、ロードアイランド・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務め、1965年にはシンシナティ交響楽団の常任指揮者として迎えられます。
オペラ指揮者としてのキャリアを着実に重ねていましたが、音楽監督マックス・ルドルフに誘われポップス・コンサート「8 O’Clock Pops」の指揮を受け持ったことを足がかりに、1970年からはボストン・ポップスで客演を重ね、ポップス指揮者としての地位を確かなものとしてゆきました。
1977年にシンシナティ・ポップス・オーケストラが新設されると、指揮者に任命され、以降テラーク・レーベルに約90枚にのぼるレコーディングを行い、そのバラエティに富んだ数々の録音は、4年で連続でビルボードの「クラシカル・クロスオーバー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、世界各国のチャートを賑わせました。
また、カンゼルの薫陶を受け、キース・ロックハート、スティーヴン・ライニキーら次世代のポップス・オーケストラ指揮者が続々と誕生しています。
ご紹介のCDは、「カンゼル / チャイコフスキー:大序曲「1812」です。
チャイコフスキー:大序曲「1812」は、クライマックス付近で楽譜上に大砲 (cannon) の指定があることで有名です。しかし、初演の際に本物の大砲を使ったかどうかについては、「実際の大砲が使われた」という肯定説や「チャイコフスキーが生前意図しながら果たせなかった」という否定説など様々あり、未だに結論は出ていません。
カンゼルの名が広く知られるようになった演目のひとつで、実際の大砲と教会の鐘を使用し、テラーク・レーベルによる大迫力のデジタル録音と相まって記録的な売り上げを見せ、以後のカンゼルとシンシナティ・ポップスの活躍を決定づけました。
本日ご紹介の盤は2004年にTELARC / Soundstreamから発売されたSACDハイブリッド盤です。名録音が故にこれまで様々なバージョンのCDが発売されてきましたが、ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」とのカップリングとなっている本盤は大変希少となっております。
セタガヤCD買取センターでは、カンゼル / チャイコフスキー:大序曲「1812」(SACD-60646/SACDハイブリッド)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2023年04月20日
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