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クーベリック / マーラー:交響曲全集(POCG-9861~70) 

クーベリック / マーラー:交響曲全集(POCG-9861~70) 

参考買取価格 ¥2,500

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / ラファエル・イェロニーム・クーベリック Rafael Jeroným Kubelík

・タイトル / マーラー:交響曲全集

・レーベル / DG Deutsche Grammophon

・型番 / POCG-9861~70

■参考買取価格 / ¥2,500

ラファエル・イェロニーム・クーベリック(1914 – 1996)は、チェコ出身で、ドイツを中心に国際的に活躍した指揮者、作曲家です。

スメタナドヴォルザークなど故郷チェコの音楽のほか、ドイツ・オーストリア系音楽を得意とし、ベートーヴェンモーツァルトなどドイツ音楽本流部分でも、同世代指揮者の中でも高い評価を得ています

世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリックとハンガリーの伯爵の夫人であったマリアンナ・ツァーキー=セルを両親に持ち、音楽的に非常に恵まれた環境の下、読み書きよりも先に楽譜が読めるようになるなど、英才教育を受けながら少年時代を過ごしました。

フルトヴェングラーの感銘を受けプラハ音楽院に入学し、1934年に作曲科、指揮科、ヴァイオリン科をそれぞれ卒業。同年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団で指揮者デビューし、常任指揮者、首席指揮者を歴任しました。チェコの共産化に反対したクーベリックは、のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英した際、そのままイギリスへと亡命しました。

その後はシカゴ交響楽団の音楽監督や、バイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任を務め、全世界規模での海外ツアーを行うなど活躍を続けました。

晩年は持病の悪化や作曲に専念するために指揮者を引退していましたが、1989年にチェコで民主化革命が起きたのを機に、大統領の要請で亡命先のイギリスから帰国しました。翌1990年の「プラハの春」音楽祭でチェコ・フィルを指揮したスメタナの『我が祖国』は、歴史的演奏として現在まで語り継がれています

ご紹介のCDは1960年代に録音されたクーベリック / マーラー:交響曲全集(POCG-9861~70)です。

クーベリックの個性が最も際立っており、真摯で作品に対する熱い情熱が感じられます。この録音は彼のバイエルン放送響の代表盤でしょう。マーラーの作品の中でも特に初々しさや青春の光を素直に表現し、その曲想に心から共感を覚えます。

ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウを独唱に迎えた「さすらう若人の歌」は、この曲のベスト録音といっても過言ではありません。交響曲に匹敵する熱唱を聴かせ、特に第1曲「彼女の婚礼の日は」と第2曲「朝の野辺を歩けば」は素晴らしい歌唱で心を打つものとなっています。クーベリックの演奏は、力みのない自然体の構えであり、メロディは丁寧に美しく奏でられ、音色はバイエルン放送響の特色であるややくすんだ渋みがありますが、明るさは失われていません。全体的には鷹揚で、どこか懐かしいボヘミアンチックな雰囲気があり、じっくりと耳を傾けられる飽きのこない素晴らしい演奏です。

大変に有名な演奏ですのでリマスターされる機会も多い録音ですが、本日ご紹介の盤は1996年11月25日にポリドールから発売されたBOXで、その希少性から中古市場の中でも最も人気の高い作品となっています。

セタガヤCD買取センターでは、クーベリック / マーラー:交響曲全集(POCG-9861~70)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,500とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2024年02月5日

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