カラヤン / ワーグナー：トリスタンとイゾルデ バイロイト 1952(GM10054 /4CD)

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

 

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

 

本日ご紹介するのはこちら。

 

・アーティスト / ヘルベルト・フォン・カラヤン　Herbert von Karajan

・タイトル / ワーグナー：トリスタンとイゾルデ バイロイト 1952

・レーベル / ゴールデン・メロドラム

・型番 / GM10054

・備考 / 4CD

■参考買取価格 / ¥2,000

 

ヘルベルト・フォン・カラヤン（Herbert von Karajan 1908 – 1989）は、オーストリア＝ハンガリー帝国、ザルツブルク公国ザルツブルク生まれの指揮者です。20世紀のクラシック音楽界において最も著名な人物のひとりであり、その独自の音楽性と自己演出は「魔術師カラヤン」「カラヤン美学」などと謳われ時代の寵児にもなりました。

 

モーツァルテウム音楽院とウィーン音楽院で学んだ後、地元ザルツブルクでデビュー。その後世界中で活躍し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督やウィーン国立歌劇場の総監督、ザルツブルク音楽祭の芸術監督などのクラシック音楽界の主要ポストを独占するなど、多大な影響力を持つ音楽家として知られるようになりました。

 

カラヤンは彼特有の美学と美意識があったことで有名です。

レガートを徹底的に使用し、高弦を鋭くさせ、コンサートマスターを2人おき、コントラバスを最大10人と大型化することにより、オーケストラのダイナミズムと、室内楽的精緻さという相反する要素の両立を実現させるなど、音響面の美しさ・正確さ・完璧さを追求しました。LPレコード時代からその自己演出と相まって一定の評判を得ることに成功し、レコードのセールスと知名度の広がりの面で大きな成功を収めました。

 

その美意識は音楽監督ながら配役にも気を配るなど、オペラでも徹底されました。

 

本日ご紹介のCDは、「カラヤン / ワーグナー：トリスタンとイゾルデ バイロイト 1952」です。

若きカラヤンによる驚異的に集中力の高いこの演奏は、ワーグナーの演奏が戦後世代になったことを高らかに告げるものとして聴衆に大きな衝撃を与えたもので、その時代を変えるエネルギーはこの録音からもしっかりと伝わってきます。

マルタ・メードルの女性らしい感情に溢れたイゾルデ、メトでオテッロ役として絶大な人気を誇っていたラモン・ヴィナイのドラマティックなトリスタン、そして天下のハンス・ホッターのクルヴェナールなど、隅々に至るまで今日では考えられない夢のキャストです。 

 

ご紹介の盤はゴールデン・メロドラム社による名復刻で、サウンド・リポート 5/5の高音質盤として評価されています。正規盤と銘打たれているORFEO盤とはまた一味違う異空間の音響が極めて魅惑的です。 2001年に発売され現在は廃盤となっており、その希少性から市場価格は高騰しています。

 

セタガヤCD買取センターでは、カラヤン / ワーグナー：トリスタンとイゾルデ バイロイト 1952(GM10054 /4CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,000とさせていただいております。

 

大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい！よろしくお願いいたします。

掲載日： 2023年04月26日