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カペー弦楽四重奏団 / 録音全集(CHACONNE盤/6CD)

カペー弦楽四重奏団 / 録音全集(CHACONNE盤/6CD)

参考買取価格 ¥4,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / カペー弦楽四重奏団 Quatuor Capet

・タイトル / 録音全集

・レーベル / CHACONNE

・型番 / CHCD1010〜15

・備考 / 6CD

■参考買取価格 / ¥4,000

カペー弦楽四重奏団は1893年にパリ音楽院を卒業したばかりの20歳のヴァイオリニスト、リュシアン・カペーを中心に結成。以後、カペーが亡くなる1928年まで、メンバー交代を続けながら35年間に渡り活動しました。

結成当時は、無名のカルテットが専業で食べて行くのは難しい時代で、カペーはラムルー管弦楽団のコンサートマスターを兼務したり、音楽院の教職にも就いていました。

活動を重ねるにつれカルテットの知名度は上がっていたものの、収入には厳しいものがあったためメンバーには不満が募り、カペー以外の3人が一時いっせいに退団するという事態にも陥りました。マルセルとアンリのカサドシュ兄弟や「古楽器協会アンサンブル」に所属していたモーリス・エウィットが加入すると活動が軌道に乗り、ボン・ベートーヴェン音楽祭にフランス代表で参加して高評価を獲得するに至ります。さらに勢いに乗ったカルテットは、パリのサル・プレイエルでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会をすると大評判を呼び、以後毎年のようにパリで演奏会を実施するようになりました。

しかし第1次大戦が始まると、カペー以外は出征することになり活動は休止。戦争が終わり活動再開となりますが、マルセル・カサドシュの戦死などがあり、新たにヴィオラのアンリ・ブノアとチェロのカミーユ・ドゥロベールが加入します。

新体制では1年間ほど長時間の強化練習を幾度もおこないアンサンブルの精度を高めることに成功。新体制スタートから解散までの8年間で500回を超える演奏契約を結び、名声も高まると実用化されて間もない電気録音でのレコーディングにも取り組むようになりました。

本日ご紹介のCDはカルテットが晩年に残した録音がまとめられた「カペー弦楽四重奏団 / 録音全集(CHACONNE盤/6CD)」です。

おそらく1927年に録音のベートーヴェンシューマンシューベルトラヴェルドビュッシーなどが収録され、当時の楽会を知る上でも大変貴重な資料にもなっています。

録音で確認できるカペー四重奏団の芸風は、カペー発案の絶妙な運弓法に加え、ノン・ヴィブラートと19世紀的なポルタメントが印象的なもので、独特の雰囲気を醸し出しています。

本日ご紹介の盤は中世から古典派までの古楽レパートリーをリリースするレーベルChaconneから発売され、現在は廃盤となっております。

またカペー弦楽四重奏団の録音がまとまった盤は希少ということもあり、中古市場での取引価格は高騰中です。

セタガヤCD買取センターでは、カペー弦楽四重奏団 / 録音全集(CHACONNE盤/6CD)を買取強化中です。付属品完品、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。

大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日: 2023年05月5日

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