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日本フルトヴェングラー協会 創立20周年記念頒布盤(WFJ-10/11)

日本フルトヴェングラー協会 創立20周年記念頒布盤(WFJ-10/11)

参考買取価格 ¥4,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのはこちら。

・アーティスト / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー  Wilhelm Furtwängler

・タイトル / 日本フルトヴェングラー協会 創立20周年記念頒布盤

・レーベル / 日本フルトヴェングラー協会

・型番 / WFJ-10/11

・備考 / 日本フルトヴェングラー協会盤

■参考買取価格 / ¥4,000

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886 – 1954)は、ドイツの指揮者、作曲家です。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者を務めた20世紀前半を代表する指揮者のひとりとされています。

幼い頃から母よりピアノと絵の手ほどきを受け、考古学者だった父からも後の自身の芸術観に影響を与えたであろう思想を受け継ぎました。

ベートーヴェンブラームスワーグナー等のドイツ音楽の本流を得意とし、後期ドイツ・ロマン派スタイルの継承者としてライバルのトスカニーニと対極に位置づけられることもありますが、自身は「後期ロマン主義者」とされることを極度に嫌い、自ら否定していました。

フルトヴェングラーは評論家の吉田秀和氏が「濃厚な官能性と、高い精神性と、その両方が一つに溶け合った魅力でもって、聴き手を強烈な陶酔にまきこんだ」「(ベートーヴェンが)これらの音楽に封じ込めていた観念と情念が生き返ってくるのがきこえる」と評してることからも伺えるように、また各国に「フルトヴェングラー協会」が存在することからも他の音楽家にはないカリスマ性と強い信念を有しており、今なお世界中で人気があります。

本日ご紹介の「日本フルトヴェングラー協会 創立20周年記念頒布盤(WFJ-10/11)」は前述のフルトヴェングラー協会の日本支部より会員向けに限定で配布されていたCDです。

日本フルトヴェングラー協会は1969年に創設され、初代会長は日本のオーケストラ界のパイオニア・近衛秀麿が務めるなど長い歴史と伝統を誇り、巨匠の残した文献・録音資料をレガシーとして後世に伝えてきました。今日では著作権が切れ、フルトヴェングラーの演奏の大半の音源が市販・再販されていますが、協会盤への憧れがある方も多いのではないでしょうか。

数あるフルトヴェングラーの第九の中でも、本作収録の「1953年5月31日ウィーン芸術週間開会演奏会の第九」は、その録音状態の良さから「ルツェルンの第九」と並び一際高い評価を受けています。ウィーン・フィルの弦楽器の生々しい響きが特に印象的で、第3楽章「アダージョ」は、あのバイロイト盤をもしのぐ感動的な作品です。

解説者のゴットフリート・クラウス曰く、

「このCDには、私の知っているすべての録音の中でも最も直截的なものが刻印されている。なぜならこの録音の中に残されているのはフルトヴェングラーの解釈の内発性の現われや彼の演奏のもっている比類ない緊張だけではないからだ。そこには、フルトヴェングラーと共に、あの「黄金のホール」の比類ない音響の中で演奏したときのウィーン・フィルハーモニカ―の比較を絶した響きを留められているのだ。」


とのことですが決して大袈裟な話ではないでしょう。
フルトヴェングラーの演奏の直截性と、特別な臨場感が、この録音に魔法をかけているのです。

市販盤としても多く世に出回っている作品ですが、やはりオリジナルである協会盤の人気は高く、その流通量の少なさから中古市場ではプレミアCDとなっています。

セタガヤCD買取センターでは、日本フルトヴェングラー協会 創立20周年記念頒布盤(WFJ-10/11)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。

大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。

掲載日: 2024年02月14日

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