フルトヴェングラー / ベルリン・ライブ 1942年~1945年(MEL-710~725/MELODIYA/全16CD)
フルトヴェングラー / ベルリン・ライブ 1942年~1945年(MEL-710~725/MELODIYA/全16CD)
参考買取価格 ¥23,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー Wilhelm Furtwängler
・タイトル / ベルリン・ライブ 1942年~1945年
・レーベル / MELODIYA
・型番 / MEL-710~725
・備考 / 16CD
■参考買取価格 / ¥23,000
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler 1886 – 1954)はドイツ・ベルリン出身。言わずと知れた20世紀前半を代表する指揮者です。
数々の名演を残し、現在に至るまでカリスマ性を持った巨匠として崇拝されていますが、そのキャリアは大きく戦争によって影響されました。戦時中は多くの音楽家がドイツ国外へと去っていきましたが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者だったフルトヴェングラーは残る道を選択します。ヒンデミット事件により、すでにナチス政府と対立していた状況もあり、かなり厳しい時期を過ごしました。戦後もナチ協力を疑念され演奏禁止処分を受けたり、ユダヤ系音楽家たちからの非難がありシカゴ交響楽団の常任指揮者就任が破談するなど、その苦難は続いていくことになります。
本日ご紹介のCDは、そんな戦中の録音がまとめられた「フルトヴェングラー / ベルリン・ライブ 1942年~1945年(MEL-710~725/MELODIYA/全16CD)」です。
有名な「ベルリンの第九」やシューベルト「ザ・グレイト」、戦時中最後のコンサートとして有名なブラームスの第2番など、フルトヴェングラーの諦観とマッチしたウィーン・フィルの音色が印象的で、迫力のある演奏は思わず感動の涙が流れてしまいそうなほどです。
戦火の中で、自らの音楽に命を懸けたフルトヴェングラーの苦悩と開放がひしひしと伝わる、まさに録音芸術作品と言えます。
ご紹介の盤は1993年にロシアのMELODIYAレーベルより全16枚で発売され、現在は廃盤です。2018に『戦中のフルトヴェングラー』としてKing Internationalからも同じような企画のリマスター盤が発売されており、こちらも素晴らしい出来ではありますが、収録内容が本作と比べるとかなりもの足りない印象です。また本作はその希少性も相まって現在の中古市場価格も高騰傾向です。
セタガヤCD買取センターでは、フルトヴェングラー / ベルリン・ライブ 1942年~1945年(MEL-710~725/MELODIYA/全16CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥23,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年06月9日
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