フェラス / バッハ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(509008-2)
フェラス / バッハ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(509008-2)
参考買取価格 ¥3,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト/クリスチャン・フェラスChristian Ferras
・タイトル/バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
・型番/509008-2
■参考買取価格/ ¥3,000
クリスチャン・フェラス(Christian Ferras 1933 – 1982)は、フランスのノール=パ・ド・カレー地域圏生まれのヴァイオリニストです。
幼い頃から父の指導でヴァイオリンを学び、ニース音楽院での学びを経て、パリ音楽院で優れたその才能を開花させました。スヘフェニンヘン国際コンクールで優勝したことをきっかけに世界各地で活動を本格化させました。
1964年以降はカラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、数々の協奏曲のステレオ録音を行い、ブラームス、シベリウス、チャイコフスキー、ベートーヴェン、バッハの演奏が称賛を浴びました。彼の健康が衰える中でも、音楽活動を続け、1975年にはパリ音楽院から表彰を受けましたが、健康の不調から公的な活動を退くようになりました。
さて本日ご紹介のCDは1977年12月にアメリカで録音された「フェラス / バッハ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(509008-2)」です。
Sine Qua Non Superbaというマイナー・レーベルから3枚組のLPセットとして発売されていた音源で、当時はフェラスがコンサート活動を休止していたこともあって、あまり出回らなかったようです。それだけにCDでのリリースはファンにはまさに大事件で、当時のフェラスがバッハの大作にどんなアプローチを試みたのかが解明されました。
当時のフェラスは多くのレコーディングとコンサートをこなし、多忙な状態が続いていました。このアルバムは、その時期のフェラスの心情が反映されており非常に興味深いです。
演奏面においてもエネスコ、シゲティ、シェリングに匹敵する素晴らしさで、かつての演奏スタイルでは名演が望めないと考えていた人たちも、このディスクには驚くでしょう。なぜアナログ時代に注目を集めなかったのか不思議です。残響がやや勝っているものの、それがバッハにふさわしいと感じられる出来栄えとなっています。
本作は旧“コンサートホール”音源のCD化で知られるイタリアのレーベル“エイジズ”より2006年9月に発売されていたもので現在は廃盤です。発売当初よりフェラスの知名度も高まりつつあり、中古市場の価格も徐々に上がってきています。
セタガヤCD買取センターでは、フェラス / バッハ :無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(509008-2)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥3,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2023年12月25日
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