コリン・デイヴィス / シベリウス:交響曲 第2番(PHCP-24057/24bitリマスター)
コリン・デイヴィス / シベリウス:交響曲 第2番(PHCP-24057/24bitリマスター)
参考買取価格 ¥4,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / コリン・デイヴィス Sir Colin Rex Davis
・タイトル / シベリウス:交響曲 第2番
・レーベル / フィリップス PHILIPS
・型番 / PHCP-24057
・備考 / 24bitリマスター
■参考買取価格 / ¥4,000
サー・コリン・レックス・デイヴィス(1927-2013)はイングランドのサリー州出身のウェイブリッジ生まれの英国を代表する名指揮者です。
生家が貧しく、安いクラリネットから楽器を始めたため、王立音楽大学でピアノの演奏能力の欠如を理由に指揮法の履修を禁じられてしまいました。しかし、同級生とカルマー管弦楽団を結成し、そこでしばしば指揮を執りながらキャリアをスタートしました。
1950年代後半からBBCスコティッシュ交響楽団の指揮を始めると、病身のオットー・クレンペラーの代理を努めたモーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』で一躍名声を馳せることになりました。その後はコヴェント・ガーデン王立歌劇場、ボストン交響楽団、バイエルン放送交響楽団の首席指揮者、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団名誉指揮者など名だたる重要ポストを歴任し、1980年にはその功績を讃えられ、ナイトの称号も与えられています。
得意とするレパートリーは、モーツァルト、ブリテンのオペラのほか、ベルリオーズの管弦楽曲やマーラー、シベリウスの交響曲などで、その真骨頂ともいえる重量感のある演奏は、音の密度や表現力の深みにおいて、ドイツ人以上にドイツ的と評されています。
ご紹介の作品は1976年4月にボストンのシンフォニーホールで録音された「コリン・デイヴィス / シベリウス:交響曲 第2番(PHCP-24057/24bitリマスター)」です。
シベリウスの第2交響曲はフィンランドの大自然を思わせる美しい音楽で、彼の愛国心を鮮明に表現した代表作です。デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団、シベリウスの組み合わせは非常にドラマティックで感受性豊かであり、どの楽章も言うまでもなく素晴らしいです。
第1楽章は懐かしさを想起させ、中間の第2楽章では荒々しいティンパニと金管の力強い演奏が印象的です。そして壮大なフィナーレで全てが収束し、ひとつとなっていきます。
シベリウスの音楽のリズムと構造が明確に表れ、デイヴィス指揮の素晴らしい演奏が際立っており、フルトヴェングラーのベートーヴェン・サイクルに匹敵すると絶賛されるほどのもので、クラシック史においても重要な演奏の一つです。
名演ゆえに2005年に再発も行われるなど、数々のCDに収録されていますが、本日ご紹介の盤は1996年に発売された「フィリップスの神髄シリーズ」PHILIPS 24bitリマスター盤(PHCP-24002)です。
24Bitレコーディングは、音楽制作においてダイナミックレンジや音質の向上を図る方法で、通常16BitのCDフォーマットで録音された音源を、24Bitで再録音するという手法です。この方法にはいくつかの利点があり、まず24Bitの録音は高い音質とダイナミックレンジを提供することで、高品質の音源を得ることができると考えられています。大音量時のレンジの余裕と従来失われていたピアニシモの消え入るような楽音や、残響音のような繊細な音楽信号が、鮮やかにかつ豊かに再生され、アナログ録音の完成期の録音が余すところなく再現されます。
セタガヤCD買取センターでは、コリン・デイヴィス / シベリウス:交響曲 第2番(PHCP-24057/24bitリマスター)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2023年09月26日
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