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CD買取リスト

ブレンデル / シューベルト:ピアノ作品集(426128-2/西独盤) 

ブレンデル / シューベルト:ピアノ作品集(426128-2/西独盤) 

参考買取価格 ¥2,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト / アルフレッド・ブレンデル Alfred Brendel

・タイトル / シューベルト:ピアノ作品集

・レーベル / PHILIPS

・型番 / PCD8017~23

・備考 / 西独盤

■参考買取価格 / ¥2,000

アルフレッド・ブレンデル(1931 – )はチェコ出身クロアチア育ちで、オーストリアのピアニストです。細部にまで気を配り、音楽の深い理解力を持っていたことで知られ、20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人として広く認められています。

ドイツ系住民が多かった北モラヴィア地方、ヴィーゼンベルクのホテル経営者の裕福な家庭に生まれ、音楽への興味はレコードやラジオを通して育まれました。

6歳からピアノを学び始め、グラーツ音楽院卒業後、ウィーン音楽院でパウル・バウムガルトナーやエドゥアルト・シュトイエルマンに短期間師事したものの、ほぼ独学でピアノのレッスンに励みました。1949年のブゾーニ国際コンクールで4位入賞し、ウィーンでのコンサート・デビューを飾ると、以降も世界中のコンサートホールで演奏し、次第に国際的な知名度を得ました。

フィリップスと専属契約を結んだ1970年以降に録音されたベートーヴェンのピアノソナタ全曲などのレコード群は、その名声を決定的なものにしました。

ブレンデルの演奏は、華麗さや派手さはないものの、中庸を行く知的で正統的な解釈で多くの音楽ファンを惹きつけ、その中でもベートーヴェンとシューベルトはレパートリーの核を成し、両作曲家のピアノソナタ全集を3回にわたって録音しています。

さて本日ご紹介のCDは1987年9月〜1988年7月に西ドイツ・ノイマルクトで録音された「ブレンデル / シューベルト:ピアノ作品集(426128-2/西独盤)」です。

ブレンデルによるシューベルト作品集は、絶妙なバランス感覚により歌の豊かさと構築性を両立させた、見事な演奏が揃っています。後期3大作品以外も十分に一聴の価値があり、ブレンデルが最も充実した時期に録音された優れたコレクションで、ウィーン風の歌いまわしを大切にしながらも、構成力に富んだ音楽が展開されています。特にピアノ・ソナタ第18番の静けさは印象的で、私はこの作品の第1楽章の旋律から、ベートーヴェンの第九の第4楽章の主旋律を思い出してしまうほどです。

大変に有名な演奏ですので、今でもリマスターされる機会も多い録音ですが、本日ご紹介の盤はCDプレス最初期に発売された西独盤で中古市場の中でも最も人気の高い作品です。

西独盤の魅力といえば、やはりその音質の素晴らしさでしょう。

音楽の発展において重要な役割を果たしてきた西ドイツは、高品質な録音に注力しており、優れた技術と厳格な品質管理により、クリアで豊かな音響を感じることができます。

総じてデジタル再生でよく感じる「ギスギスとしたノイズ感」や「スッキリしすぎた先細り感」というようなものがなく、クリアでありながらもアナログライクな温かみや瑞々しい質感で、アナログとデジタル両方の良い部分を感じられます。最近の「メリハリを効かせたマスタリング」の物と比較すると地味ですが、誇張のない自然な音であると言えるでしょう。

  

デジタル初期のCDは音が悪いという意見もよく目にしますが、本作には全く当てはまりません。市場に出回ることは滅多になく、手にする機会は少ないと思いますが、未聴の方にはぜひチェックしていただきたい作品です。

発売から30年以上経過しており現在は廃盤で、中古市場ではプレミアCDとなっています。

セタガヤCD買取センターでは、ブレンデル / シューベルト:ピアノ作品集(426128-2/西独盤)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥2,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2024年02月2日

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