ベーム / ウィーン・フィル NHKライブ 1975 ライヴ(POCG-9406~12)
ベーム / ウィーン・フィル NHKライブ 1975 ライヴ(POCG-9406~12)
参考買取価格 ¥7,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。
・アーティスト / カール・ベーム Karl Böhm
・タイトル / ウィーン・フィル NHKライブ 1975 ライヴ
・レーベル / ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon
・型番 / POCG-9406~12
■参考買取価格 / 7,000円
カール・ベーム(Karl Böhm 1894-1981)はオーストリア出身の指揮者です。モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスなどドイツ圏の作曲家の音楽を主なレパートリーとしており、その中でも特にオペラの演奏で高い評価を得ていました。音楽の構造やバランス、正確性を重視する、厳密な音楽スタイルで有名です。
以前は法学を学んでいましたが、父親の友人であるフランツ・シャルクの紹介でオイゼビウス・マンディチェフスキからレッスンを受けたことをきっかけに音楽の世界に進みます。1917年にグラーツ市立歌劇場でデビューし、バイエルン国立歌劇場の第4指揮者に転任すると、ここでブルーノ・ワルターから多大な影響を受け、モーツァルトに傾倒していきます。
その後、ダルムシュタット市立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場などで指揮を務め、シュトラウスとも親交を深め、『無口な女』や『ダフネ』の世界初演を行うなどキャリアを重ねていきました。
第二次世界大戦の影響で一時連合軍から演奏停止という憂き目を見ましたが、戦後に「オーストリア音楽総監督」の称号と共に演奏活動を再開し、ウィーン国立歌劇場総監督として再びウィーン・フィルを指揮して多くの名演奏を披露しました。
1962年にはバイロイト音楽祭にも登場し、ワーグナーのオペラで「新バイロイト様式」と呼ばれる独自のスタイルを確立しています。オーストリア音楽界と国際的なクラシック音楽シーンに多大な影響を与えたベームの指揮活動と録音は、今なお高く評価されています。
ご紹介のCDは、1975年に東京NHKホールでのライブ録音「ベーム / ウィーン・フィル NHKライブ 1975 ライヴ(POCG-9406~12)」です。
1975年の来日時にNHKで録音された、カール・ベームの貴重な演奏録音が日本のみで発売されました。ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーなど安定感ある演奏を抜群の相性を誇るウィーンフィルと共に披露しています。特筆すべきはストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲です。テンポ感覚がヨーロッパのものと異なり、その異質さは際立っています。ベームの現代音楽に対する挑戦的な姿勢が垣間見える瞬間でしょう。
本日ご紹介の盤は1993年にドイツ・グラモフォンから発売された稀少盤です。1998年に一度再発されましたが、オリジナルの発売からは30年以上が経過し、現在は廃盤状態ということもあり、中古CD市場では高値を維持している作品です。
セタガヤCD買取センターでは、ベーム / ウィーン・フィル NHKライブ 1975 ライヴ(POCG-9406~12)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は7,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2023年09月29日
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