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ビル・エヴァンス / サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード(UCGO-9015/SACD-SHM仕様)

ビル・エヴァンス / サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード(UCGO-9015/SACD-SHM仕様)

参考買取価格 ¥3,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。

1961年6月25日。
多くのジャズファンの方が記憶されているであろうこの日付。
プロレス風に言えば6.25(ロクテンニーゴー)ヴィレッジ・ヴァンガード。
とてつもなく繊細な音の格闘技が繰り広げられた伝説の一日。まさに闘いのアリス・イン・ワンダーランドであります。

さて、1961年6月25日、ビル・エヴァンス(p)、スコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)のトリオはニューヨークのライヴハウス「ヴィレッジヴァンガード」に出演。夕方2部、夜3部の合計5公演を行い、その全ては録音されます。そこから選ばれた音源より生まれた2枚が『ワルツ・フォー・デビー』そして『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』です。

ご存知の通り、この公演の11日後、ベースのスコット・ラファロは交通事故で他界してしまいます。本来、トリオにとってただの日常だったであろうこの日は(録音が入っていたのですこし頑張ったかもしれない)、ビル・エヴァンスという巨人の音楽的なピークと、若き天才ベーシスト最後の輝きが最高の音質で刻まれた、奇跡の記録になってしまいました。

本日ご案内の『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』はラファロの追悼盤として1961年の10月にリリース。ジャケットには「FEATURING SCOT LA FARO」の文字が描かれ、彼のオリジナル曲「グロリアズ・ステップ」で幕を開けます。

・アーティスト/ビル・エヴァンス BILL EVANS TRIO
・タイトル/ Sunday at the Village Vanguard
・レーベル/日本 UNIVERSAL MUSIC
・型番/UCGO-9015

・備考/帯付 SACD SHM仕様 初回限定

■参考買取価格/ 3000円

2011年発売「ビル・エヴァンス/サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」のSACD限定盤です。SACD対応プレーヤーのみで再生が可能なシングル・レイヤー・ディスク。プレスはSHM素材。どちらも音質的には有利になるとされています。オリジナルLPジャケットを再現するいわゆる「紙ジャケ」とは違うタイプのペーパースリーヴ仕様です。

2014年には同じシングル・レイヤーSACD SHM素材限定盤で再発(型番:UCGO-9042)されておりますが、こちらはパッケージがプラケースになっています。このシリーズ通常は後発のプラケースは価格は少々下がってしまうのですが、こちらのタイトルに限っては現時点ではほとんど変わらない相場となっております。
また米国のAnalogue Productions盤SACD(型番:CAPJ9376SA)も高価買取させていただきます。

これを書きながら、なんとなく1961年について調べてみたのですが、
米国では1月にジョン・F・ケネディが35代アメリカ大統領に就任。
英国ではまだ何者でもないザ・ビートルズがキャヴァーン・クラブで熱烈な下積み中。
日本では「上を向いて歩こう」と「コーヒールンバ」と「スーダラ節」が大ヒット。
そんな年でした。

全然悪くないですね。スコット・ラファロさえ生きていれば。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2022年11月12日

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