フーベルマン / コロンビア録音集(ARBD-1035/Biddulph)
フーベルマン / コロンビア録音集(ARBD-1035/Biddulph)
参考買取価格 ¥4,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ブロニスラフ・フーベルマン Bronisław Huberman
・タイトル / コロンビア録音集
・レーベル/ Biddulph
・型番/ ARBD-1035
■参考買取価格/ ¥4,000
ブロニスラフ・フーベルマン(1882 – 1947)は、パレスチナ管弦楽団(後のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)の創設者の一人として知られる、ポーランド南部のチェンストホヴァ出身のヴァイオリニストです。
幼い頃からワルシャワ音楽院で英才教育を受け、弱冠12歳でウィーンの演奏会でデビューし大成功を収めると、翌年にはブラームスの前で彼のヴァイオリン協奏曲を演奏し、本人から大絶賛されました。この出来事を境に、ヨーロッパで次第に名を馳せ、音楽界の寵児となっていきました。
1920年代はベルリンを拠点に活動していましたが、世界大戦の足音が大きくなるのに伴いドイツを離れ、アメリカに移ります。
そこで若いユダヤ人亡命音楽家を集めてパレスチナ管弦楽団を結成し、かねてから敬愛していたアルトゥーロ・トスカニーニを指揮者として迎え、最初のコンサートを開催しました。その後、演奏旅行先の空港で事故に巻き込まれ両腕を負傷し、一時は再起不能説も出ましたが、不屈の精神で復帰を果たし、戦後は晩年まで世界中で精力的に演奏活動を行いました。
本日ご紹介のCDは、フーベルマン / コロンビア録音集 です。
1899年から1935年にかけての歴史的価値のある大変貴重な録音です。
第二次大戦後ほどなくして亡くなったこともあり、ステレオ録音のような高音質の録音は残っていませんが、SPレコードやライブで遺された録音を通じて、今も多くのファンの心を捉えてやみません。
フーベルマンのヴァイオリン演奏は当時の並み居るヴァイオリニストの中でも特に個性的なもので、異端視されてきましたが、その強烈な個性は特に東欧とドイツ圏において絶大な人気を得ていました。
その中でもSPに吹き込んだチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が最も有名です。冒頭から自由奔放で妖艶な節回しで、硬い粗暴な音を出し度肝を抜く一方、濃密な歌心で聴く者を虜にします。また、本人に大絶賛されたブラームスの協奏曲は、演奏の持つ強さ、深さを感じる特別な存在です。やや難解である原曲を、誰もが感涙できるほどの美しさに昇華しています。
全編を通し、フーベルマンがいかに求心的で創意に充ちた器楽奏者であるということが実感でき、あらためて音楽の奥深さを思い知らされます。
ご紹介の盤は、1993年に発売され、現在は廃盤となっております。同時期の録音は多く発売されているものの、本盤は内容や構成から人気が高く市場価格は高騰しています。
セタガヤCD買取センターでは、フーベルマン / コロンビア録音集(ARBD-1035/Biddulph) を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年04月21日
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