アドルフ・ブッシュの芸術(TOCE-6781~97/17CD)

全国1000万人のクラシックCDコレクターのみなさま、こんにちは。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。今年も日本中からたくさんの買取のご依頼をいただきまして、感謝感謝の毎日です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。

 

・アーティスト / アドルフ・ブッシュ Adolf Busch
・タイトル / アドルフ・ブッシュの芸術
・レーベル / EMI Angel
・型番 / TOCE-6781~97

・備考 / 17CD

■参考買取価格 / ¥10,000

 

 

アドルフ・ブッシュ（Adolf Busch 1891 – 1952）は、ドイツ出身のヴァイオリニスト、作曲家です。

 

幼少期から音楽の才能を示し、なんと6歳で初めて公演を行ったという逸話が残っています。ケルン音楽院ではヴィリー・ヘス、フリッツ・シュタインバッハ、ブラム・エルデリングに師事し、作曲家を目指しながら交響曲やヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタなど180以上の作品を作曲しました。

 

ブッシュは才能ある作曲家であると同時に、ヴァイオリニストとしても成功しています。18歳でブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏してソリストとしてデビューし、その後はウィーン楽友協会管弦楽団のコンサートマスターを務め、世界的な指揮者と共演しました。

 

ナチスの台頭によりドイツでの活躍の場を奪われたブッシュは、1940年にアメリカに渡り、アメリカでもブッシュ弦楽四重奏団として活躍するとともに、娘婿のピアニストであるルドルフ・ゼルキンとのデュオで晩年まで活動を続けました。また、慈善事業や子供たちのオーケストラの結成など、音楽の普及や発展に大きく貢献しています。

 

さて本日ご紹介のCDは「アドルフ・ブッシュの芸術(TOCE-6781~97/17CD)」です。

 

ブッシュのアメリカ移住前の貴重な録音が収録されたBOXで、クラシック愛好家にとって必携のアイテムです。ブッシュは近代ドイツ最高のヴァイオリニストとして讃えられており、そんな彼の壮年期の印象的な演奏が収められています。ラズモフスキー第三番やカペーカルテットから後期ロマン派から新即物主義への移行期まで、熱気に満ちた演奏だけではなく、ブッシュの指揮者としての才能も堪能できます。

 

本日ご紹介のBOXは1991年2月にEMI Angelから発売されたもので、1998年に再発されましたが、現在は廃盤となっております。復刻日本盤BOXは、カルテット評論の権威である幸松肇氏時代の東芝EMIの最高の仕事の一つとして数えられ、現在でも称賛されています。

そのため近年価格も高騰傾向で中古市場では人気盤の一つとなっています。

 

 

セタガヤCD買取センターでは、アドルフ・ブッシュの芸術(TOCE-6781~97/17CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は ¥10,000とさせていただいております。

 

大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい！よろしくお願いいたします。

 

掲載日： 2023年10月3日