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山田一雄 / 新交響楽団 第116回演奏会:マーラー:交響曲第10番(FPCD-1008)

山田一雄 / 新交響楽団 第116回演奏会:マーラー:交響曲第10番(FPCD-1008)

参考買取価格 ¥12,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も先日出張買取にて買取させていただいたクラシックCDのコレクションのなかから選んだ一枚をご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのはこちらです。

・アーティスト / 山田一雄
・タイトル / 新交響楽団 第116回演奏会:マーラー:交響曲第10番

・レーベル / fontec

・型番 / FPCD-1008
・備考 / 自主制作盤

■参考買取価格 / ¥12,000

山田一雄(1912年 – 1991年)は、日本の指揮者と作曲家です。東京芸術大学の名誉教授も務め、「ヤマカズさん」の愛称で親しまれた朝比奈隆らと並ぶ日本のクラシック界を支えた音楽家でした。

学習院中等科でピアノを学び始め、独学で作曲にも没頭しました。東京芸術大学でピアノを学び、作曲をクラウス・プリングスハイムに師事して研鑽を積み、自身の音楽集団「プロメテ」を結成し、自作や現代作品の演奏を行っていました。

指揮者としてのキャリアは、1935年にJOAKのラジオ放送で自作を指揮したのが最初で、その後、新交響楽団(現NHK交響楽団)の補助指揮者として活動し、ローゼンストックの代役としても指揮をしました。新響が日本交響楽団に改組後は専任指揮者となり、また自身でもピアノやハープも演奏するなどマルチな活躍を見せました。

山田はマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を日本で初演するなど、歴史的に重要な楽曲を多く指揮しましたが、1951年にNHK交響楽団にクルト・ヴェスが迎えられると、指揮の機会が減少し、地方のオーケストラや指導者としての活動も増えていきました。

ジャンプを交えた情熱的な指揮スタイルは非常に個性的で、晩年までそのスタイルを貫き、多くのクラシックファンに親しまれました。

本日ご紹介のCDは1987年にサントリーホールでライブ録音された「山田一雄 / 新交響楽団 第116回演奏会:マーラー:交響曲第10番(FPCD-1008)」です。

マーラーと深い縁のある山田が、日本だけでなく世界を代表するアマチュアオーケストラである新交響楽団を率いた伝説的な公演で、マーラー10番の他、ムソルグスキー「展覧会の絵」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」2番も演奏されました。

マーラーの音楽は、同じ旋律を演奏する複数の楽器やパートにおいて、異なる強弱の指示が組み合わさることが多く、演奏者たちは常に音楽の他の部分との関係を意識し、自分のパートの音量を絶対的な基準に従って調整しなければなりません。このような演奏方法を実現するには、多くの経験と洞察力が必要であり、難しい課題とされています。

しかし、山田と新響の面々はアマチュアリズムと愛情に根ざした音楽への情熱的で献身的な姿勢で、この課題を難なくこなしており、唯一無二の演奏が生まれています。

クラシックファンであれば必聴の演奏ながら、本盤は自主制作でリリースされたこともあり、中々市場に出回っていないという半ば伝説的な一枚で、近年取引価格も上昇傾向が続いています。

セタガヤCD買取センターでは山田一雄 / 新交響楽団 第116回演奏会:マーラー:交響曲第10番(FPCD-1008)を高価買取中です。付属品完品&状態良好で現在の参考買取価格は¥12,000とさせていただいております。

クラシックCDの売却をご検討でしたら査定のプロが揃うセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日: 2023年10月5日

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