中本マリ / マリ・ナカモト III 3(TBM XR 0056/XRCD)
中本マリ / マリ・ナカモト III 3(TBM XR 0056/XRCD)
参考買取価格 ¥2,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。
さて、ジュリー・ロンドンの「Julie Is Her Name」をご存知でしょうか。ジャズボーカルのファンなら誰もが知っている名盤です。1955年にリリースされたこのアルバム、全曲ギターとベースのみをバックにジュリーが歌うという、生半可な技量ではとても1枚のアルバムとして成立し得ない難しい編成で録音されているのですが、我が日本のスリー・ブラインド・マイスには果敢にもこの編成に挑んだアルバムが2枚あります。
一枚が「後藤芳子 /ア・タッチ・オブ・ラヴ」(LP品番:TBM-54)。
もう一枚が「中本マリ/マリ・ナカモト III」(LP品番:TBM-56)です。
ご覧の通りこの2枚、型番の間がひとつしか離れていません。しかもTBM-55は「水野修孝/ジャズオーケストラ’73」の再発なので、事実上この2枚は連続して発売されたのです。 メンバーは後藤芳子が稲葉国光(b) と中牟礼貞則(g)。中本マリが鈴木勲(b) と渡辺香津美(g)です。 これを聴き比べするなというのが無理な話で、実際当時のファンはみなその比較を楽しんだそうですが、TBMの藤井武プロデューサーにはどういう意図があったのでしょうか。
ご存知の方も多いと思いますが、「Julie Is Her Name」にも2枚あります。 ターコイズのジャケットがあまりにも有名な1955年の「Julie Is Her Name」ではギターにバーニー・ケッセル、ベースにレイ・レザーウッドが参加。いっぽう1958年の続編「Julie Is Her Name Vol.2」ではギターにハワード・ロバーツ、ベースにレッド・ミッチェルを迎えており、いずれ劣らぬ名手の伴奏アプローチの違いを比較し、楽しむことができるのです。 「Julie Is Her Name」からちょうど20年後の1975年、TBMが連続リリースした二枚のアルバムは偶然か必然か最高のオマージュとなり、どちらも傑作に仕上がりました。
本日のご案内はその一枚、中本マリ「マリ・ナカモト III」です。
・アーティスト/中本マリ&鈴木勲=渡辺香津美デュオ Mari Nakamoto
・タイトル/マリ・ナカモト III 3
・レーベル/Three Blind Mice
・型番/TBM XR 0056
・備考/ xrcd仕様 元々から帯なし
■参考買取価格/ 2000円
1998年にリリースされた中本マリ「マリ・ナカモト III」のxrcd再発盤です。 xrcdはマスタリングからディスクのプレスまで一貫した管理によって高音質を実現する日本ビクターの技術。音質へのこだわりからCDというメディアには懐疑的だったスリー・ブラインド・マイスの藤井武社長が、90年代のある日、ビクターのセールスから聴かされたそのサウンドに驚愕し、即座に採用を決めたとのこと。
「マリ・ナカモト III」は、このxrcd以外にもいくつかの再発CDがリリースされています。 まずTBMではおなじみの西ドイツ盤(型番:TBM CD 2556)。これがCDの初盤になります。こちらは80年代後半から90年代を通じて生産されていたと言われ、中古市場では比較的見かけるものの、その音質への評価は随一です。プレミアム価格はxrcdをしのいでおり、もしお持ちいただければさらなる高価査定をさせていただきます。その他に2001年にTBM30周年シリーズ(型番:TBM CD 1856)、2013年にのblu-spec CD紙ジャケ仕様盤 (型番 THCD265)、2021年には廉価盤(CMRS-0052)もリリースされています。
上記いずれのCDも絶賛買い取り受付中ですのでどうぞお気軽にご相談いただければと思います。 大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。
掲載日: 2022年11月14日
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