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マイルス・デイヴィス / The Complete Live At The Plugged Nickel 1965

マイルス・デイヴィス / The Complete Live At The Plugged Nickel 1965

参考買取価格 ¥3,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。

さて、CDコレクション歴も長いお客様でしたら、90年代前半ころ盛り上がった「ボックスセットブーム」を記憶してらっしゃる方も多いのではないでしょうか。紙ジャケ大ブームの少し前辺りですね。とにかくビッグネームのアーティスト全般に
「ボックスを出せ。さあ出せ。今すぐ出せ。出さないのか? 嘘だろ。いいから早く出せ。出るのか? 出た。よし出た。出た出た!」
みたいな空気ありましたよね。今考えるとあれ、何だったんでしょう。

その内容といえば、オリジナルアルバムからまんべんなく選曲。代表作から多めで。シングルB面曲いくつか。未発表曲ほんの少々。その歴史を振り返りました。あ、リマスターで音ちょっと良くなってます。4CD。どうぞ税込12800円。

これを喜んで買ってましたね。豪華な箱がズラッと並んだ棚を眺めしばし悦に浸り、分厚いブックレットのライナーを読みレアな写真に感動し、CDをプレイしながら呑む酒が今夜も美味い。
あれはあれで豊かな時代だったかもしれません。

しかし時は過ぎ全アルバムはきちんと再発され、レアトラックもそこに振り分けられたり単品でリリースされたり。なんだったらネットで聴けたり。あれもうこのボックスいらないんじゃね? なんか場所も取るし。そもそもみんなサイズがバラバラで収納が難しいんだよな。
このように皆様からご放出いただいたボックスセット。かつてあんなに高額だったのにいまは中古市場でダブつき、正直ちょっと値崩れしてしまっているものもあります。悲しいなあ。

では、そんな箱物不遇の時代にいまだ価値が下がらないボックスとはどういうものでしょうか。条件のひとつとして「収録のほとんどが未発表音源であり、しかも高内容」というのはあると思います。
本日ご案内するのはまさにそれに当てはまる、あのボックス黄金時代にリリースされながら現在でも高い需要と人気を誇るこちらです。

・アーティスト/マイルス・デイヴィス Miles Davis
・タイトル/ The Complete Live At The Plugged Nickel 1965
・レーベル/米国盤 US COLUMBIA/LEGACY
・型番/CXK 66955

・備考/海外盤BOXセット CD8枚組(重要です。詳細は後述いたします)ブックレット付

■参考買取価格/3000円

内容についてはもはや説明不要でしょう。ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムス、ロン・カーターを擁する第二次黄金のマイルス・クインテットが、1965年12月シカゴのライブハウスで行ったコンサート2日の計7ステージをコンプリート収録したものです。

このボックスはまず日本のみでリリースされましたが、それはCD7枚組です。一説によると長時間の演奏でテープチェンジが必要となったため一部の演奏に欠落部分が発生。マイルスファンにはおなじみの名プロデューサー、テオ・マセロが不自然にならないよう曲をエディットし編集で繋いだオリジナルマスターを作成しました。つまり実際はコンプリートではなかったのです。しかし日本盤がリリースされた後に、テープチェンジ中の欠落を補うために回されていたサブレコーダーのテープが発見され、これを使用し復元再編集した完全版が8CDとなって米国でリリース。箱のデザインも一新、マイルスがトランペットを吹くかっこいい写真に変更されました。

今回の買い取り価格はこの「米国盤8CD」になります。これ一見7枚組に見えますが、ディスク2がケースの中で2枚組になっています。合計8CDのものです。このノーカット盤のリリース故に「プラグドニッケル箱はマイルスの写真ジャケの輸入盤を買え」と言われるのですが、これには注意が必要です。米盤でもテオ・マセロ編集マスターを使った7CDのバージョンが存在するからです。つまりプラグドニッケルのCDボックスには大きく分けて3種類存在することになります。

・米国盤8CD コンプリート収録(今回ご案内のもの 品番CXK 66955)
・米国盤7CD エディットバージョン(US Columbia 品番10022 3211)
・日本盤7CD エディットバージョン(日本ソニー 品番SRCS 7351~7)

では7CD版はまったく用済みかというとこれが難しいところで、多くのマニアの方が口を揃えておっしゃるのは「エディット盤の方が音がいい」ということです。そもそもコンプリート盤は大本のマスターが違うのではとも囁かれていますが詳細は未だ明らかにはなっていません。というわけで7CDのバージョンも8CDよりは価格が下がりますが適価にてご査定させていただきます。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2022年05月2日

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