ボベスコ / ローラ・ボベスコ・リサイタル(410457-2/西独盤)
ボベスコ / ローラ・ボベスコ・リサイタル(410457-2/西独盤)
参考買取価格 ¥6,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ローラ・ボベスコ Lola Bobesco
・タイトル / ローラ・ボベスコ・リサイタル
・レーベル / PHILLIPS
・型番 / 410457-2
・備考 / 西独盤
■参考買取価格 / ¥6,000
クラシックCDのなかでも女性ヴァイオリニストものは一際人気があるのですが、そのなかでも特に人気のアーティストがローラ・ボベスコです。
ローラ・ボベスコ (Lola Bobesco 1921- 2003)は、ルーマニアのクレーヨーヴァー生まれのヴァイオリニスト。指揮者の父親を持ち、幼いころに音楽の才能を開花させました。1928年パリに留学しジョルジュ・エネスコやジャック・ティボーに学び、1937年「ウジェーヌ・イザイ・コンクール」に入賞。その後、本格的な演奏活動を始めました。1980年に初来日を果たして以降、たびたび来日し多くのファンを獲得。2003年に亡くなりましたが、現在でも非常に人気があります。
詩情豊かなフランス系音楽やバロック音楽の演奏で特に高い評価を得ており、絶品と呼べる優雅な演奏スタイルで、一貫した気品ある音の美しさを表現しています。
その音は洗練された気品としなやかさを持ち、丁寧な表現は即興的で変化に富んでおり、同時に美しさと魅力を備えています。しっとりとした柔らかな音色の広がりはどこまでも魅惑的です。
さて本日ご紹介のCDは「ボベスコ / ローラ・ボベスコ・リサイタル(410457-2/西独盤)」です。
伝説となった1983年3月2日東京・日本都市センターホールでの来日公演の前年にリリースされたこともあり、当時の興奮と熱気を思い出される方も多いのではないでしょうか。
曲目は「華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調op.4(ヴィエニャフスキ)」、 「ロマンティックな小品第1番 変ロ長調op.75‐1(ドヴォルザーク)」等、ファンお馴染みのプログラムで入門編としても申し分ない内容です。
公私共にパートナーであったジャンティの伴奏と共に奏でられる全盛期の美音を、余すことなくとらえたステレオ録音は品格が漂う色香を感じます。
本日ご紹介の盤はCDプレス最初期に発売された西独盤で中古市場の中でも最も人気の高い作品です。
西独盤の魅力といえば、やはりその音質の素晴らしさでしょう。
音楽の発展において重要な役割を果たしてきた西ドイツは、高品質な録音に注力しており、優れた技術と厳格な品質管理により、クリアで豊かな音響を感じることができます。
総じてデジタル再生でよく感じる「ギスギスとしたノイズ感」や「スッキリしすぎた先細り感」というようなものがなく、クリアでありながらもアナログライクな温かみや瑞々しい質感で、アナログとデジタル両方の良い部分を感じられます。最近の「メリハリを効かせたマスタリング」の物と比較すると地味ですが、誇張のない自然な音であると言えるでしょう。
デジタル初期のCDは音が悪いという意見もよく目にしますが、本作には全く当てはまりません。市場に出回ることは滅多になく、手にする機会は少ないと思いますが、未聴の方にはぜひチェックしていただきたい作品です。
発売から30年以上経過しており現在は廃盤で、中古市場ではプレミアCDとなっています。
セタガヤCD買取センターでは、ボベスコ / ローラ・ボベスコ・リサイタル(410457-2/西独盤)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥6,000とさせていただいております。
大切なクラシックCDの処分をご検討の際は、クラシック専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターでお願いいたします。
掲載日: 2024年01月15日
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