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中本マリ / アンフォゲッタブル(MHCP-10030/SACDハイブリッド盤)

中本マリ / アンフォゲッタブル(MHCP-10030/SACDハイブリッド盤)

参考買取価格 ¥1,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になっております。セタガヤCD買取センターです。

さて、1960年代や70年代の古いドラマや邦画を観ていると、高級クラブで生バンドをバックにシンガーがしっとりとバラード歌うようなシーンがありますが、あれ憧れますね。ゴージャズなホステスさんを両サイドにはべらかした悪い組織のボスが苦虫を噛み潰したような顔でウイスキーのロックなんか啜っていると、ベテラン刑事が聞き込みに現れひと悶着的な。
実際に、昭和のジャズシンガーのプロフィールをみると下積み時代はクラブやキャバレーの専属歌手で学んだ、という様な記述をけっこう見るのですが、本日ご案内の中本マリさんもそういう経験をされてきたようです。

中本マリは1947年、仙台生まれ。音楽一家に生まれた彼女は幼少時よりピアノとクラシック・バレエを学び、児童合唱団にも所属。高校は東邦音楽大学付属の声楽科に入学し、オペラ歌手を目指していたそうです。
在学中に渡辺プロに所属し4人組女性コーラスグループ 「ザ・スカーレット」でプロ活動も始める、とはプロフィールに必ず書いてあるのですが、この頃についてはあまり資料がなくよく分かっていません。ザ・スカーレットはスクールメイツから選抜された4人組アイドルで、確認されている限りでは1965年に日本コロムビアから2枚のシングルを出しています。

ザ・スカーレット 涙のダイアリイ b/w スイム・タイムUSA 型番:JPS-15
ザ・スカーレット やさしくしてね b/w 逢いたいわもう一度 型番:JPS-34

2枚ともかなりのレア盤です。検索して見て頂きたいのですがジャケットに写っている4人を見ると中本さんが在籍しているとすれば、おそらく一番右の女性でしょう。ところが、歌謡曲のハードコレクターや研究家の間ではこの右の女性は高橋真梨子さんだとされているのです。
そう「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」「桃色吐息」でおなじみ、あの高橋真梨子さんです。彼女のプロフィールやヒストリーにも「1960年代ナベプロに所属、スクールメイツに在籍し4人組グループのスカーレットでデビューするも、アイドル活動が嫌で退社」というエピソードが必ず書かれています。
この二人はその後の軌跡も似ており、いずれもナベプロを退社し、1970年代に入ると中本さんはジャズシンガーに転向、赤坂のクラブ「VIPA ROOM」で横内章次グループのシンガーとして歌っていたのをきっかけに1973年TBMからデビュー。もともとジャズ志向の強かった高橋真梨子さんも地元の博多に帰りシンガーとして再出発。1972年に中洲のナイトクラブで歌っていたところをペドロ&カプリシャスのペドロ梅村にスカウトされ再デビューします。一説によればスクールメイツの同期だったという話もありますが、果たしてこのお二人何らかの交流はあったのか、そしてザ・スカーレットの右の女性は一体どちらなのか。現在、鋭意調査中です。

今回のご案内はそんな中本マリさんがThree Blind Miceからリリースした1973年のファーストアルバム。

・アーティスト/中本マリ Mari Nakamoto + 大沢保郎トリオ + 2
・タイトル/アンフォゲッタブル 
・レーベル/Three Blind Mice ソニー
・型番/MHCP-10030
・備考/ SACD HYBRID盤/紙ジャケ仕様/2006年

■参考買取価格/1000円

「中本マリ /アンフォゲッタブル」の2006年盤CDになります。
2006年にスリー・ブラインド・マイスの権利はソニーミュージックに売却されますが、これはその第一弾としてリリースされたSACD HYBRID仕様の再発シリーズです。このシリーズは人気盤中心に全25タイトルリリースされましたがもちろん今は全て廃盤で、多くの人が探していらっしゃいます。

本作「アンフォゲッタブル」の世界初CD化盤はディスクユニオンのレーベルであるART UNION社からの発売(型番:ART-CD-6)で、こちらもSACD盤に劣らない人気です。このアートユニオン盤、その後流通するCDとはジャケットが違います。LP時代では再発盤に使用されていた歌っている中本さんのフォトの別ジャケットなのです。おそらく当時、直近で流通していたTRIOレコード盤アナログに合わせたのでしょうか。CDメディア初期の混乱が伺えるようで興味深いですね。

本作はTBM各タイトルで人気の西ドイツプレス盤がおそらく存在しないと思います。90年代の再発は20BIT K2のロゴがジャケットに入った日本ビクタープレス盤(型番:TBM CD 2521)。その後は2001年TBM30周年シリーズ盤(型番:TBM CD 1821)2016年のBlu-SPEC CD盤 (型番:THCD-309)2021年に廉価盤再発(型番: CMRS-0062)などがリリースされております。

上記いずれのCDも絶賛買い取り受付中ですのでどうぞお気軽にご相談いただければと思います。
あと上記の件について何か情報をお持ちでいらっしゃる方もぜひご一報をお待ちしております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2022年11月11日

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