藤田容子 / ストラディヴァリウス・オン・純金CD(G-G1001/ゴールドCD)

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

 

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

 

・アーティスト / 藤田容子 

・タイトル / ストラディヴァリウス・オン・純金CD

・レーベル / 技術新聞社

・型番 / G-G1001

・備考 / ゴールドCD

■参考買取価格 / ¥9,000

 

藤田容子は大阪府箕面市出身のヴァイオリニストです。現在はスイスの現代音楽グループ、Theater am Gleisのヴァイオリニストとして世界中で活躍しています。

 

才能教育を経て、辻久子や田中千香士に師事し、その後はアメリカのカーチス音楽院でイヴァン・ガラミアン、ハイメ・ラレド、ガリミアに学びました。 1979年にはニューヨークのカーネギーリサイタルホールでデビューし、その後はドイツのリューベック音楽大学で学び、1982年にはバンベルク交響楽団の首席奏者に就任しました。 バンベルク交響楽団ではオイゲン・ヨッフムやホルスト・シュタインの指揮のもとでも演奏しています。

 

またソリストとしても活躍しており、大阪フィル、京響、関西センチュリーオーケストラ、ポーランドのヴロッラフフィルハーモニーなどと共演している他、室内楽演奏者としても、武満徹の「Music Today」や「題名のない音楽会」に出演しています。

 

録音歴も多彩で、親友であるドミトリー・シトコヴェツキーを中心とするNew European Stringsの創立メンバーとして参加したゴールドベルグ変奏曲が1995年にアメリカ・クラッシック・トップテンにランクインした他、SONYなどでヘンデル、パガニーニ、ジュリアーニ、ベートーヴェン、シューベルトの作品を多く残し、いずれも高い評価を受けています。

 

さて本日ご紹介のCDは「藤田容子 / ストラディヴァリウス・オン・純金CD(G-G1001/ゴールドCD)」です。

 

1987年9月15日に技術新聞社から日本初の24KゴールドCDとして発売されたアルバムで、当時は大変な話題となりました。ジャケットにも掲載されているヴァイオリンは名器ストラディヴァリウスの中の最高品「サンライズ」で、クラシックファンは超名機の調べに最新技術による極上の音質で浸るという感覚に皆胸を踊らせました。

収録楽曲はベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第5番や、モーツァルト：ヴァイオリンソナタ第34番、ラフマニノフ：ヴォーカリースなどでいずれも詩的なロマン情緒がちりばめられた渾身の演奏です。

 

24KゴールドCDとは、日本のウルテック社が開発したCDの反射膜に24Kゴールドを使用した特殊なCDで、粒子が小さい金を用いることにより、レーザーが反射した時に起こる波形歪が少なくなり、音質が良くなると言われています。また、酸化しにくく腐食に対する耐性が優れているため、長期保存しやすいというのもゴールドCDのメリットのひとつです。

 

発売から30年以上経過しており現在は廃盤状態。中古市場での取引価格も高値を維持しています。

 

セタガヤCD買取センターでは、藤田容子 / ストラディヴァリウス・オン・純金CD(G-G1001/ゴールドCD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥9,000とさせていただいております。

 

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

 

掲載日： 2023年11月17日