クリップス / モーツァルト:交響曲第40番&第41番(UCGP-7034/SACDハイブリッド)
クリップス / モーツァルト:交響曲第40番&第41番(UCGP-7034/SACDハイブリッド)
参考買取価格 ¥4,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ヨーゼフ・アロイス・クリップス Josef Alois Krips
・タイトル / モーツァルト:交響曲第40番&第41番
・レーベル / Philips
・型番 / UCGP-7034
・備考 / SACDハイブリッド
■参考買取価格 / ¥4,000
ヨーゼフ・アロイス・クリップス(Josef Alois Krips 1902 – 1974)はオーストリア・ウィーン生まれの指揮者、ヴァイオリン奏者です。クラシックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、そのウィーンの香りが漂う指揮は今なお多くのファンに愛されています。
オイゼビウス・マンディチェフスキやフェリックス・ワインガルトナーに師事し、ウィーン・フォルクスオーパーでの合唱指揮者としての経歴を経て、1933年に若くしてウィーン国立歌劇場の常任指揮者に就任するなど成功を収めます。
その後の活躍は国内にとどまらず、ロンドン交響楽団やバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団での音楽監督を経験するなど多岐にわたりました。またオペラ指揮者としても名高く、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とザルツブルク音楽祭を指揮しています。
クリップスの音楽スタイルは美しい歌うような音色と、正確なテンポとリズムに焦点を当て、特にモーツァルトとシューベルトの作品で才能を発揮しました。クリップスは「音楽とは貴族的なものであり、庶民的なものではない」と語り、その姿勢は後進の指揮者にも影響を与えています。
さて本日ご紹介するCDは、1972年6月 アムステルダムで録音された「クリップス / モーツァルト:交響曲第40番&第41番(UCGP-7034/SACDハイブリッド) 」です。
クリップスが生まれ故郷であるウィーンで晩年に指揮したコンセルトヘボウ管弦楽団による、モーツァルトの最後の交響曲2曲の録音は、彼の持ち味が際立つノーブルで典雅な演奏です。ウィーンの指揮者ならではの職人技が存分に発揮され、一音一音が慈しむような情緒が感じられます。
特に美点として挙げられるのは、アンダンテや構造が緻密なフーガの表現です。クリップスの指揮により、メロウな音色が魅力的な広がりを見せています。モーツァルトの音楽の特徴を的確に捉えたフレージングを、コンセルトヘボウの楽員たちが丹念に再現した結果、名作である第40番&第41番が、さらにその真価を世に示すような演奏となりました。
他にも第2楽章の絶妙な弦の響きや、終楽章のコーダでのホルンの気迫に満ちた音色、そして低音部の充実感など、聴きどころをあげればキリがありません。スケール感の大きさが感じられる作品で、ベーム愛好者には特におすすめの一枚となっています。
名録音が故にこれまで様々なCDが発売されてきましたが、本日ご紹介の盤は、2004年にユニバーサルから発売された日本独自企画(国内プレス)「Super Audio CD アナログ名盤50」シリーズの中の1枚です。
マスタリングはハノーヴァーのテープ倉庫にあるオリジナルマスターから、エミール・ベルリナー・スタジオのスタッフにより入念に行われており、アナログ録音の素晴らしさが生き生きと甦っています。現在はすでに廃盤となっており、中古価格も上昇傾向です。
セタガヤCD買取センターでは、クリップス / モーツァルト:交響曲第40番&第41番(UCGP-7034/SACDハイブリッド) を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2024年01月10日
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