テミルカーノフ / マーラー:交響曲第5番(SACDハイブリッド)
テミルカーノフ / マーラー:交響曲第5番(SACDハイブリッド)
参考買取価格 ¥5,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ユーリー・ハトゥエヴィチ・テミルカーノフ Yuri Khatuevich Temirkanov,
・タイトル / マーラー:交響曲第5番
・レーベル / Water Lily Acoustics
・型番 / WLA-WS-76-SACD
・備考 / SACD
■参考買取価格 / ¥5,000
ユーリー・ハトゥエヴィチ・テミルカーノフ(Yuri Khatuevich Temirkanov 1938 – 2023)は、旧ソ連南部ナリチク出身の指揮者です。先日亡くなられたばかりですが、その長いキャリアの中で数々の名演を残し、その音楽への情熱と才能は多くの人々に感銘を与え続けています。
テミルカーノフは主に自分のルーツであるロシアの伝統的な音楽に造詣が深く、チャイコフスキーやラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどの作品を得意としました。
若き日から音楽の才能に溢れ、サンクトペテルブルク音楽院ではヴァイオリンとビオラの習熟に情熱を燃やしました。貪欲なテミルカーノフはサンクトペテルブルク音楽院でオーケストラ科を修了し、さらに指揮科でイリヤ・ムーシンに師事し、キャリアの礎を築きます。
在学中の1965年にミハイロフスキー劇場でのヴェルディのオペラ『椿姫』で華々しくデビューすると、その後はレニングラード交響楽団の首席指揮者として活躍し、キーロフ劇場の芸術監督・首席指揮者としても名を馳せました。国外でもイギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者として、多くの成功を収めるなど世界的にも名声を獲得しました。
近年は、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団を率いてヨーロッパや日本で精力的な公演を行っていました。
さて本日ご紹介のCDは2003年9月22・23日、サンクト・ペテルブルグ大ホールで録音された「テミルカーノフ / マーラー:交響曲第5番(SACDハイブリッド)」です。
トータル70分というたっぷり目のテンポで、濃厚なロマンを描きあげたユニークなマーラー演奏です。巨匠らしい、あくまでも楽譜に忠実で、アゴーギクを使用しない淡々としたアプローチで、オーケストラは古雅でまろやかな音色を奏でています。
弦楽器は16型対向配置で、冒頭から左手に配置されたコントラバスのずっしりとしたような音が心地よく、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団の十八番であるショスタコーヴィチの5番の冒頭の質感にとても似ているのがとても興味深いです。
特徴的な部分としては、第1楽章がかなり遅めで、冒頭の弦のトレモロには緊張感が走ります。第4楽章「原光」、冒頭のアルト独唱直後のトランペットによるハーモニーの箇所は3本ともミュートを付けて演奏されており、シックな音の粒立ちが聴きどころです。
本作の通常盤のCDは結構探せば見つかりますが、SACDハイブリッド盤は中々見つかりません。
SACDハイブリッド盤はCD盤とは比べ物にならないほど、音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さが素晴らしく、それによって、本演奏の魅力を再確認できます。改めてSACDの潜在能力の高さを実感できました。
セタガヤCD買取センターでは、テミルカーノフ / マーラー:交響曲第5番(SACDハイブリッド)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年11月6日
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