ライオネル・ターティス / 録音集1919年~1933年(Biddulph/8CD)
ライオネル・ターティス / 録音集1919年~1933年(Biddulph/8CD)
参考買取価格 ¥11,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / ライオネル・ターティス Lionel Tertis
・タイトル / 録音集1919年~1933年
・レーベル / Biddulph
・型番 / 802192
・備考 / 8CD
■参考買取価格 / ¥11,000
ライオネル・ターティス(Lionel Tertis 1876 – 1975)は、イングランド北部のウェストハートルプール出身。現代ヴィオラ演奏の父とも呼ばれる音楽家です。パウル・ヒンデミットやウィリアム・プリムローズらとともにヴィオラの独奏楽器としての地位の確立に貢献しました。トレードマークである大きめのヴィオラから放たれる、豊かな音が多くの聴衆を魅了しました。
入学したライプツィヒ音楽院とロンドン王立音楽院ではヴァイオリンを学んでいましたが、弦楽四重奏でヴィオラを弾いた経験や、ロイヤル・アカデミーの校長アレクサンダー・マッケンジーの勧めもありヴィオラに転向します。
あるときドヴォルザークの弟子オスカル・ネドバルのヴィオラ演奏に感銘を受けたターティスは、以降「独奏楽器としてのヴィオラの権利を確立する」と奮起します。ヴァイオリンの名手たちを見習いヴィオラ奏法の研究を重ね、ヴィオラが高音域でも良い音を出せることを証明するために、メンデルスゾーンとヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲のトランスクリプションを演奏。するとその演奏は高く評価され、ロイヤル・アカデミーのヴィオラ教授に任命されました。
その後もソリストや室内楽で活躍し、20世紀初頭までは、独奏楽器としてはほとんど無視された存在だったヴィオラをメジャーな存在に押し上げていきます。ターティスの演奏にインスピレーションを受けた作曲家は多く、ウィリアム・ウォルトンのヴィオラ協奏曲やアーノルド・バックスのヴィオラソナタ、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『野の花』、グスターヴ・ホルストの『抒情的断章』などはターティスのために書かれたという逸話もあります。
1975年に98歳でこの世を去りますが、逝去後もライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールが設立されるなど、その影響は広範囲に及んでいます。
本日ご紹介のCDは「ライオネル・ターティス / 録音集1919年~1933年(Biddulph/8CD)」です。
Vocalionで1919年〜1924年録音のヘンデルやブラームス、Columbiaで1924年〜1933年に録音のディーリアスやモーツァルトなどが収録されたクラシックファン耽溺の内容で、円熟味に磨きがかかったターティスの演奏が、心ゆくまで堪能できます。
発売元のレーベルBiddulphはイギリスの弦楽器販売&修復業者、ピーター・ビダルフと弦楽器専門誌「 Strad 」の元編集者であるエリック・ウェンよって1987年に創設され、弦楽器に精通した2人によって多くの名だたる音楽家たちの復刻がなされてきました。本作もそんな中の1作で2006年に発売されました。
残念ながらターティスはヴィオラの雄であるにも関わらず、流通しているCD作品は非常に少なく、中古市場の価格は常に高騰傾向にあります。
セタガヤCD買取センターでは、ライオネル・ターティス / 録音集1919年~1933年(Biddulph/8CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥11,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年06月8日
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