ボールト / ホルスト:組曲「惑星」(TOGE-15096/SACD)
ボールト / ホルスト:組曲「惑星」(TOGE-15096/SACD)
参考買取価格 ¥12,000
※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。
査定担当コメント
お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。
さて、本日も最近買取させていただいたCDのなかから厳選して一枚のCDをご紹介させていただきます。
本日ご紹介するのはこちら。
・アーティスト / エイドリアン・セドリック・ボールト Sir Adrian Cedric Boult
・タイトル / ホルスト:組曲「惑星」
・レーベル / EMI Classics
・型番 / TOGE-15096
・備考 / SACD
■参考買取価格 / ¥12,000
エイドリアン・セドリック・ボールト(Sir Adrian Cedric Boult 1889 – 1983)は、イギリス・チェスター生まれ。ホルストの「惑星」やヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲や交響曲第4番の初演を務めたことでも有名な大指揮者です。
オックスフォード大学で博士号を取得した後、ライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに師事し作曲を学びます。ゲヴァントハウス管弦楽団の常任指揮者だったアルトゥール・ニキシュに影響を受け、1914年に指揮者としてデビュー。コヴェント・ガーデン王立歌劇場で副指揮者を務め、アルバート・コーツをサポートしていました。
転機となったのは1918年頃で、ホルストの「惑星」の初演やエルガーの交響曲第2番の再演によって成功を収め、作曲者の信頼を得ていきます。
その後はバーミンガム市交響楽団指揮者やBBC交響楽団の初代首席指揮者、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者など数々の重要ポストを歴任し、1937年にはナイトの称号を受勲されました。
同時代にはトーマス・ビーチャム、マルコム・サージェント、ジョン・バルビローリといったスター性のあるイギリス人指揮者が多く、彼らの華やかさに比べるとボールトはやや陰に隠れた存在ではありましたが、晩年の1970年ごろになるとその功績から広く評価されるようになりました。
本日ご紹介のCDは、そんな彼の最晩年である1978年にロンドンのキングズウェイ・ホールで録音された「ボールト / ホルスト:組曲「惑星」(TOGE-15096/SACD)」です。
ボールト通算5回目にして最後の「惑星」の録音で、生涯を通じてこの組曲と関わってきたからこその覚悟と別れを感じさせるような哀愁が伝わってきます。1968年の録音が最高傑作という向きも強いですが、それとは全く趣が異なり、壮大なサウンドの中に秘めた神秘的な美しさや雄大なスケールと豊かな陰影が織りなす演奏は間違いなく「惑星」の最終終着点でしょう。
本日ご紹介の盤は『EMI CLASSICS 名盤SACDシングル・レイヤー』シリーズとして2012年に発売され、現在は廃盤となっている一枚です。
名演が故に今まで数えきれないほど多くのレコードやCDが発売され続けてきましたが、その中でも本シリーズのSACDは音質の良さから圧倒的な人気を誇っています。アビイ・ロード・スタジオの全面協力のもと行われたリマスタリングは、各作品に最もふさわしいオリジナル・ソースが選ばれ、楽音に影響を与えない最小の範囲でノイズ削減と中低域の充実、そして低音の豊かな伸びが実現されています。中古の市場価格は現在高騰傾向にあり、今後も継続していくものと思われます。
セタガヤCD買取センターでは、ボールト / ホルスト:組曲「惑星」(TOGE-15096/SACD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥12,000とさせていただいております。
大切なクラシックのCDの売却をご検討中でしたら、クラシックCD専門の査定担当が在籍するセタガヤCD買取センターにご相談下さい!よろしくお願いいたします。
掲載日: 2023年06月19日
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