エルネスト・アンセルメ / ファリャ：バレエ音楽「三角帽子」( ESSD-90016/ESOTERIC エソテリック)

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

「ESOTERIC」

皆様ご存知でしょうか。クラシックCDを買われていた方やオーディオファイルの方にはお馴染みかも知れませんが、そうでない方はあまりピンとこないかもしれません。

ESOTERICとは、ティアックより2004年に子会社として独立し、上位機種のCDプレーヤー、プリメインアンプ等を製造するメーカーです。またハイエンドCDも製造しており名盤復刻シリーズとして Super Audio CDハイブリッド・ソフトをリリースしています。注目すべきはその音質クオリティ。使用するマスターテープの選定からこだわり抜き、妥協を許さないマスタリングを施されたESOTERICのSACD再発は、数々の名録音を新時代のサウンドで蘇らせたとして、マニア諸氏に熱い支持を得ています。

さて、前置きが長くなりましたが、本日ご紹介のCDもESOTERICから名盤復刻シリーズとして2008年にリリースされた一枚です。

・アーティスト/エルネスト・アンセルメ Ernest Ansermet
・タイトル/ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
・レーベル/ JAPAN ESOTERIC エソテリック
・型番/ ESSD90016

・備考/SACD HYBRID盤　帯付

■参考買取価格/15000円

精緻で色彩的な演奏で一時代を築いた、スイスの名指揮者、エルネスト・アンセルメ（1883.11.11〜1969.2.20 ）スイス・ロマンド管弦楽団の創設者（1919年）にして音楽監督として同オーケストラを世界的な存在に育て上げたことで知られています。1946年から専属契約を結んだデッカ・レーベルへ膨大な録音を行い、フランス音楽、ロシア音楽、20世紀音楽、そしてドイツ・オーストリア音楽までを網羅。その中には、優秀録音として高い評価を得たものが数多くあり、現在でも世界中のオーディオファンに愛されています。

本日ご紹介のCD”ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」”はアンセルメが残した優秀録音の代表作のひとつです。自身が育てたスイス・ロマンド管弦楽団とともに演奏され、1961年にジュネーヴ・ヴィクトリア・ホールで録音されました。60年代にステレオ技術が登場したのにも関わらず、音の臨場感、立体感、輪郭感が際立っているのが優秀録音として人気の理由です。さらに音質に妥協しないESOTERIC社では、SACD化するに際しオリジナル・マスターからマスタリングを行いDSD化の全ての工程において、ティアック・エソテリック社開発の超高精度ルビジウム･クロック・ジェネレイターと最高級オーディオ･ケーブルを使用し、オリジナル・マスターに刻み込まれた音楽情報の全てをそのまま再現する徹底ぶりです。

しかしそのクオリティにも関わらず、少量限定生産を貫く同社の方針によって買い逃した方が続出。現在も中古市場で高い人気となっております。セタガヤCD買取センターでも常に強化買取中のタイトルであり、現在の参考価格は¥15,000とさせていただいております。

また、本日ご紹介のESOTERIC盤以外にも同タイトルだとポリドールより発売されていた西ドイツ蒸着仕様盤（3121-3）やユニバーサルミュージックから発売されたSACD-SHM仕様盤（UCGD-9028）なども高価買取させていただきます。

クラシックCDの売却をご検討でしたら、まずは一度セタガヤCD買取センターにご相談下さい。
よろしくお願いいたします。

掲載日： 2022年08月31日