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チェリビダッケ&RAI 国立交響楽団 / ブラームス、ハイドン、モーツァルト(CDAR 2007~2017/11CD)

チェリビダッケ&RAI 国立交響楽団 / ブラームス、ハイドン、モーツァルト(CDAR 2007~2017/11CD)

参考買取価格 ¥4,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も最近買取させていただいたCDの中から厳選して一枚をご紹介させていただきます。

・アーティスト/ チェリビダッケ&RAI 国立交響楽団 Sergiu Celibidache & Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI

・タイトル/ ブラームス、ハイドン、モーツァルト Brahms, Haydn, Mozart

・レーベル/ Cetra Records

・型番/ CDAR 2007~2017

・備考/ 11CD

■参考買取価格/ ¥4,000

セルジュ・チェリビダッケ(1912 – 1996)はルーマニアに生まれ、ドイツで活躍した指揮者、作曲家です。

6歳頃からピアノを学びはじめ、パリを経てベルリンに留学しフリードリヒ・ヴィルヘルム大学やベルリン音楽大学で音楽、数学、哲学を学びます。1945年、戦後の混乱の中、フルトヴェングラーの後任としてベルリン・フィルの指揮者に就任。並行してベルリンやロンドンでいくつかの録音を行うも、1953年以降はレコーディング活動を拒否。コンサートでしかその音楽を聴けない幻の指揮者となっていきます。同時期にベルリン・フィルとの関係は悪化。以後は客演指揮者としてヨーロッパ各地を転々とし、高い評価を得てきたチェリビダッケですが、1979年ルドルフ・ケンペの後任として生涯のパートナーとなるミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任し、晩年まで活躍しました。

チェリビダッケは曰く、「音楽は『無』であって言葉で語ることはできない。ただ『体験』のみだ」という深い信念を持っており、故にコンサートの録音や録画が中々許可されてこなかったという背景があります。そのため、今となっては残された彼の音源は、いずれも大変貴重なものです。

本日ご紹介のCDは、1959〜1970年の約10年間にかけてRAI 国立交響楽団と共演し録音された「チェリビダッケ&RAI 国立交響楽団 / ブラームス、ハイドン、モーツァルト(CDAR 2007~2017/11CD)」です。キャリアの中ではちょうどベルリン・フィルとミュンヘン・フィルとの間で、彼のスタイルが確立していく時期となります。ハイドンモーツァルトR.シュトラウスやプロコフィエフもありますが、やはりハイライトとなってくるのはブラームスでしょう。

第1番はフィナーレに点描のような誰もやらない個性的な表現が見られます。第2番はアッチェレランドを控えて存分に歌い、第3番はヒロイックな表現を難なくこなします。そしてクライマックスの第4番は、普段の理性をかなぐり捨て、フルトヴェングラーの影響が如実な儚いロマンに身を任せた演奏が炸裂します。晩年のアプローチに通じる楽曲後半に行けば行くほどどっしりと遅くなる傾向が既に現れているのも興味深い点です。また、当時のイタリアの交響楽団というと、あまり評判は芳しくないですが、チェリビダッケの厳しい指導のもとで覚醒し、立派で重厚な響きで観客に応えている様子が伺えます。

本日ご紹介の盤は1994年にイタリアで発売された11枚BOXセットです。現在は廃盤入手困難となっております。現在、チェリビダッケとRAI国立交響楽団の演奏がまとまって収録されている作品は、ほぼ本作のみと言っていいような状況ということもあり、市場価格は高騰しています。

セタガヤCD買取センターでは、チェリビダッケ&RAI 国立交響楽団 / ブラームス、ハイドン、モーツァルト(CDAR 2007~2017/11CD)を買取強化中です。帯付き、状態良好で現在の参考買取価格は¥4,000とさせていただいております。

大切なコレクションをご処分の際はぜひセタガヤCD買取センターにお声掛けくださいませ。

掲載日: 2023年05月4日

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