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ショルティ / ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲(F00L 50020/西独盤)

ショルティ / ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲(F00L 50020/西独盤)

参考買取価格 ¥5,000

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※相場は変動しますので記載している買取価格は買取保証額ではございません。
※盤質、状態良好、帯、他付属品完品の場合の参考買取価格となります。

査定担当コメント

お世話になります。セタガヤCD買取センター、クラシック担当です。

さて、本日も先日出張買取にて買取させていただいたクラシックCDのコレクションのなかから選んだ一枚をご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのはこちらです。

・アーティスト / ゲオルク・ショルティ Georg Solti
・タイトル / ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲

・レーベル / デッカDECCA

・型番 / F00L50020
・備考 / 西独盤

■参考買取価格 / ¥5,000

サー・ゲオルク・ショルティ(Sir Georg Solti KBE、1912 – 1997)は、ハンガリーのユダヤ系の家庭出身で後にイギリス国籍を取得した指揮者・ピアニストです。

ブダペストで生まれ、幼少期からピアノを学び、リスト音楽院では作曲や指揮も学びました。

13歳の時、コンサートで見たエーリヒ・クライバーの演奏に触発され、指揮者としての道を進むことを決意し、ブダペスト国立歌劇場などで指揮者としてのキャリアをスタートさせ、トスカニーニの目に留まると彼の助手として活躍しました。

第二次世界大戦中はユダヤ系であることから苦難の日々を過ごしましたが、戦後はヨーロッパを股にかけ音楽活動を展開し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との「ニーベルングの指環」全曲録音などで高い評価を得ました。

その後イギリスに帰化し、シカゴ交響楽団の音楽監督に就任すると、やや停滞が伝えられていたこのオーケストラを数年で立て直し、国際的な評価を受ける存在にまで押し上げています。

またショルティは「ワールド・オーケストラ・フォア・ピース」というプロジェクトを立ち上げるなど、平和への願いを音楽を通じて表現し続けました。1997年に亡くなりましたが、その音楽は多くの人々に影響を与え続けています。

本日ご紹介のCDは1965〜1968年にかけて録音された「ショルティ / ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲(F00L 50020/西独盤)」です。

音楽の歴史的な価値と高品質な演奏が融合した記念碑的な録音で、ショルティとウィーンフィル、そして当時の一流の歌手たちのパワフルな演奏はダイナミックで、特に低音域は圧巻です。劇中の効果音も見事に挿入され、舞台のイメージを鮮明に描き出しています。今日の演出が少々珍奇に感じてしまうほど、刺激に満ちた魅力があり、聴衆の想像力をかき立てます。

ショルティの指揮は音質の点でも評判が高く、生演奏の臨場感を存分に堪能できます。今後も本録音を超えるワーグナーの指環全曲録音は現れないでしょう。これは間違いなく不朽の名盤と呼べます。

大変に有名な演奏ですので、毎年のようにリマスターされる録音ですが、本日ご紹介の盤はCDプレス最初期に発売された西独盤で中古市場の中でも最も人気の高い作品です。

西独盤の魅力といえば、やはりその音質の素晴らしさでしょう。

音楽の発展において重要な役割を果たしてきた西ドイツは、高品質な録音に注力しており、優れた技術と厳格な品質管理により、クリアで豊かな音響を感じることができます。

総じてデジタル再生でよく感じる「ギスギスとしたノイズ感」や「スッキリしすぎた先細り感」というようなものがなく、クリアでありながらもアナログライクな温かみ瑞々しい質感で、アナログとデジタル両方の良い部分を感じられます。最近の「メリハリを効かせたマスタリング」の物と比較すると地味ですが、誇張のない自然な音であると言えるでしょう。

デジタル初期のCDは音が悪いという意見もよく目にしますが、本作には全く当てはまりません。市場に出回ることは滅多になく、手にする機会は少ないと思いますが、未聴の方にはぜひチェックしていただきたい作品です。

セタガヤCD買取センターではショルティ / ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲(F00L 50020/西独盤)を高価買取中です。付属品完品&状態良好で現在の参考買取価格は¥5,000とさせていただいております。

クラシックCDの売却をご検討でしたら査定のプロが揃うセタガヤCD買取センターでお願いいたします。

掲載日: 2023年10月2日

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